叶った!憧れのヨーロッパで英語で国際関係学を学ぶ夢
世界で活躍中のGLC卒業生「海外進学・留学ラボ協力隊」が書き下ろし原稿、動画で入試や大学生活についてレポートします。4月のテーマは「大学進学を考えたきっかけ」。
第3回目は、ハンガリーのブダペストに本部を置くエトヴェシュ・ロラーンド大学に通うA.Aさんにご登場いただきます。
A. A先輩
ハンガリー エトヴェシュ・ロラーンド大学(Eotvos Lorand University)
■海外進学を意識したきっかけ■
小学生の時に行ったヨーロッパ旅行がきっかけで海外の虜に
いつから海外で学びたいと思うようになったかははっきりとは分かりません。気が付いた時には、もう当たり前のように海外へ…と思っていました。小さい頃から母に連れられて、海外旅行や美術館、オペラ、クラシックコンサートなどに行っていて、海外の文化に触れることは、私にとってめずらしくないことでした。
海外に”憧れ”というものを抱き始めたのは小学校2年生でフランスへ旅行した時からです。初めてのヨーロッパ旅行で、パリのアパートを借りて一ヶ月間過ごしました。パリの街並みがとても素敵で、おもちゃみたいだと思ったのを今でも覚えています。ヨーロッパ特有の豪華で素敵な建物に惹かれ、「こんな街に住んでみたい! 働いてみたい!」 と思うようになりました。中学校や高校でも、国際問題について考える授業が多く、修学旅行も海外だったので、私はもう完全に海外の虜でした。とりあえず海外に行きたい、小学校の頃からその一心で、学びたいことや夢を決めたのは後からでした。
■海外進学を決断した決め手■
短期留学では足りず“英語で何かを学ぶ”長期留学がしたいと感じました
中学校3年生の夏に一ヶ月間イギリスへ語学の短期留学をしたことです。一ヶ月はあまりにも短く、英語を学ぶだけで過ぎてしまったので、“英語で何かを学ぶ“という長期の留学を絶対にしたいと思うきっかけとなりました。海外の大学はカナダの大学をずっと調べていましたが、国際関係学を学ぶことができて、かつ当時の英語力で出願できる大学がありませんでした。留学は英語力向上のためにも英語圏にするものだと思っていた私は、ヨーロッパという選択肢があることに、母が提案してくれるまで気がつきませんでした。住むことを考えると、訪れたことがあって安心できる所の方が私にとっても親にとっても良いだろうということで、高校2年生の時に家族旅行で行ったハンガリーのブダペストに決めました。
最初は、ハンガリーの大学でもブダペストから少し離れた私立の大学に出願しようとしていました。しかし、出願する直前に結果が出たIELTSのスコアで、ハンガリーの中でもトップを争う国立大に出願できるようになったので、出願先を変更しました。そして合格。合格通知を見た時から心は決まっていたので行くことにしました。
■海外に進学した今、感じること■
自分が一度でもやりたいと思ったことは、絶対に叶えたほうが良い
最近は、フランス文化に触れたい、フランス語を学びたいと強く思っている自分もいますが、ハンガリーの大学を選択したことに後悔はありません。ハンガリーは治安も良く、物価も安くてとても暮らしやすい街です。街ではあまり英語が通じませんが、学校ではネイティブではない同士なので恥ずかしがらずに英語で会話をすることができます。
長期留学して英語で国際関係学を学ぶという私の夢は叶いました!英語での勉強はとても大変ですが、日本にいたら絶対に経験できないことなので、留学する決意をして良かったと心から思います。
“悩んだらとりあえず挑戦してみる”という良くも悪くも行き当たりばったりの性格が、なかなか良い経験をさせてくれています。自分が一度でもやりたいと思ったことは、後悔するので絶対に叶えた方が良いです。そのため私は、「“大学院はフランスに…!」“と目論んでいます。
そして、ヨーロッパ留学の楽しさは、なんといっても休暇中にヨーロッパ旅行が気軽にできることです!
海外に憧れを抱き始めた小学校2年生のパリ旅行
旅行中に滞在したアパートから見えたノートルダム大聖堂
高校2年生の時に訪れたブダペスト
この街の大学に出願するきっかけに!
初めての海外での年越し
ドナウの真珠と呼ばれる夜景が綺麗なブダペストでの年越しは最高でした!
日本から来てくれた親友と冬休みにパリ旅行へ
ブダペストからのフライトだと短い!&安い!
※この記事でご紹介している内容は2020年4月21日現在の情報に基づいています。