留学生に人気の大学の外部英語テスト合格基準点(奨励スコア)は?ーアメリカ、カナダ編ー
海外大学に出願するうえで避けて通れないのが英語能力試験。基本的に、留学生の場合は出願時に英語テストのスコア提出が求められます。大学によっては、出願に際して必要な英語テストのスコア(基準点)が明示されていることもあります。今回は留学先として人気のアメリカ、カナダの大学の中で、英語テストの基準点もしくは推奨スコアが設定されている学校を5校ずつご紹介します。志望校選択や、合格を目指して勉強する際の目安にしてみてください。
※各大学の「THE第○位」の表記は、Times Higher Education (THE)が発表している「THE世界大学ランキング」の2025年版における順位です。
※ここでご紹介している内容は変更になる可能性があります。最新・詳細の情報は必ず公式発表をご確認ください。
<アメリカ>人気大学の外部英語テスト合格基準点(奨励スコア)
カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley):THE第8位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
---|---|
TOEFL®テスト |
80以上(100以上が望ましい) |
IELTS |
6.5以上 |
Duolingo English Test(DET) |
115以上 |
◆語学要件を満たすその他の方法
- ・3年以上の英語教育(LOI)を受けること
- ・AP試験の英語と作文、または英文学と作文で3~5点を取ること
- ・IB試験の英語(言語Aのみ)スタンダードレベルで6~7点を取ること
- ・IB試験の英語(言語Aのみ)上級レベルで5~7点を取ること
- ・ACTの英語能力(ELA)で24点以上を取ること
- ・SAT®のライティングと言語で31点以上を取ること
ニューヨーク大学 (New York University):THE第33位
◆語学要件(英語テストのスコア)
- ・英語が母国語ではなく、出願時点で英語を唯一の教授言語とする3年以上のカリキュラムを修了していない場合、英語能力試験のスコア提出が必要です。
- ・最低スコア要件は設定されていませんが、下記の点数を上回ると合否判定で有利になるとされています。
-
英語テスト
総合スコア
TOEFL iBT®テスト
100以上
Duolingo English Test
135点以上
IELTS Academic
7.5以上
PTE Academic
70点以上
Cambridge English(C1 Advanced または C2 Proficiency)
191以上
iTEP (C1 Advanced および C2 Mastery)
4.5以上
※TOEFL® Essentials および PTE Academic Online のスコアは不可
※TOEFL iBT®テストの「My Best」スコア、IELTS One Skill Retake のスコアは不可
ミシガン大学アナーバー校 (University of Michigan, Ann Arbor):THE第22位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
TOEFL® (iBT/Home Edition /Paper Edition) |
100以上 |
●リスニング・リーディングのセクションスコアが23以上 ●スピーキング・ライティングのセクションスコアが21以上 |
TOEFL® Essentials |
10以上 |
10以上 |
IELTS / IELTS Indicator |
7.0以上 |
6.5以上 |
ECPE |
すべてのセクションで少なくともCの成績を取得した証明書 |
|
CAE (C1 Advanced) |
185 点以上 |
全セクションで 180 点以上 (CEFR C1) |
CPE(C2 Proficiency) |
185点以上 |
全セクションで 180 以上 (CEFR C1) |
PTE Academic |
68点以上 |
すべてのセクションが同等の成績 |
MET |
64以上 |
59以上(4-skill MET-digital) |
◆例外
- 下記の場合は、英語能力試験のスコア提出が免除されます。
- ・SAT® Evidence-Based Reading and Writingのスコアが650以上(旧SAT® Critical Readingのスコアを提示する場合は600以上)
- ・ACT ReadingとEnglishの両方のスコアが27以上
- ・指定された国で少なくとも4年間の厳格な学術研究を最近完了している場合
カーネギーメロン大学 (Carnegie Mellon University):THE第24位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
IELTS(またはIELTSオンライン) Academic |
7.5以上 |
7.5以上 |
TOEFL iBT® または iBT® Home Edition |
102点以上 |
25点以上 |
TOEFL® Essentials |
11点以上 |
11点以上 |
Cambridge English |
191点以上 |
191点以上 |
Duolingo English Test <2024年7月以前に受験した場合> |
135点以上 |
Literacy: 135 Conversation: 130 Comprehension: 145 Production: 115 |
Duolingo English Test <2024年7月以降に受験した場合> |
135点以上 |
Literacy: 135 Conversation: 135 Comprehension: 135 Production: 135 |
※TOEFL iBT®テストの「My Best」スコア、IELTS One Skill Retake のスコアは不可
ジョージア工科大学 (Georgia Institute of Technology):THE第40位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
入学に必要な最低スコア |
入学のための推奨スコア |
---|---|---|
TOEFL iBT®(Home Edition、My Best、Paper Editionを含む) |
69 |
79 |
IELTS Academic(IELTSオンラインおよびワンスキル再受験を含む) |
6 |
6.5 |
SAT®(リーディングとライティングセクションのスコア) |
480 |
|
ACT(英語) |
17 |
|
英検 |
プレ1 |
|
MET(ミシガン英語テスト) |
55 |
59 |
Cambridge English ●B2 First (First Certificate in English – FCE) ●C1 Advanced (Certificate in Advanced English – CAE) ●C2 Proficiency (Certificate of Proficiency in English – CPE) |
169 |
177 |
ケンブリッジ国際試験(CIE)IGCSEおよび「O」レベル「英語」試験 |
「D」以上 |
|
GCSE「英語」試験 |
「C」以上 |
|
GCE Aレベル「英語」試験 |
「C」以上 |
|
EdExcel 国際 A レベルおよび IGCSE 英語試験 |
「D」以上 |
|
ピアソン(PTE)アカデミック(従来型およびオンライン) |
53 |
58 |
◆語学要件を満たすその他の方法
ジョージア大学システムで定められた基準に則り、英語テストのスコア要件を免除される場合があります。
例)
・承認されたESL学習プログラム(キャンパスで実施されているもの)を修了した場合
・各種テスト (Accuplacer、WritePlacer、SAT®、ACTなど) の結果で基準以上の場合
など
<カナダ>人気大学の外部テスト合格基準点(奨励スコア)
トロント大学 (University of Toronto):THE第21位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
Cambridge English C1 Advanced または C2 Proficiency |
180点以上 |
各項目で170点以上 |
カナダ学術英語能力評価(CAEL)(CAELオンラインを含む) |
70 点以上 |
すべての項目で60点以上 |
カリブ試験評議会英語コース
|
CSEC 英語の最終成績が A (I) または B (II) |
|
Duolingo English Test <2024年7月以前に受験した場合> |
120点以上 |
プロダクションスコア 120点以上 |
Duolingo English Test <2024年7月以降に受験した場合> |
120点以上 |
サブスコア 100点以上 |
英語能力診断・評価/英語能力証明書(ELDA/COPE) |
●最低要件:合計スコア 86以上 |
●最低要件:ライティングで 32/リーディングとリスニングでそれぞれ 22 |
●裁量範囲: 合計スコア 80 以上 |
●裁量範囲:ライティングで 32/リーディングとリスニングでそれぞれ 22 |
|
GCSE/IGCSE/GCE/AICE English |
●GCSE/IGCSE/GCE 通常レベルの英語、English Languageまたは第二言語としての英語で、最低でも最終成績が「B」(改正後の資格では「6」) または ●GCE A レベル/AS レベル/AICE 英語またはEnglish Languageで最終成績または予測成績が「C」 ※追加言語としての IGCSE 英語は認められない |
|
国際バカロレア(IB)English |
上級または標準レベルの「英語 A:文学」 または「英語A:言語と文学」で4 以上 |
|
IELTS Academic(IELTSオンラインを含む) |
6.5
|
すべてのセクションで6.0以上 |
ピアソン英語テスト(PTEアカデミック) |
65点以上
|
すべてのセクションで60点以上 |
TOEFL iBT®(Home Edition、Paper Editionを含む) |
89以上 |
スピーキングとライティングでそれぞれ22以上 |
- ※Cambridge English:B2 First 試験は受け入れ不可
- ※国際バカロレア(IB)のHL英語Bは受け入れ不可
- ※UKVI 試験の IELTS (Academic) およびPTE (Academic)の結果は受け入れ可
- ※IELTS Indicatorテストまたは IELTS One Skill Retake の結果は受け入れ不可
- ※TOEFL®テストのMyBest(スーパースコア)は受け入れ不可。また、TOEFL® Essentials、TOEFL® ITP、または中国向けのTOEFL® ITP Plusは、入学の目的では受け入れ不可
◆語学要件を満たすその他の方法
- ・オンタリオ応用芸術技術大学:3 年間/上級ディプロマ、または 3 年間/上級ディプロマまたは応用学位プログラムの最終学期に在籍し、総合成績が「B+」であることが最低要件(3年間または4年間の学習はすべてオンタリオ州で完了する必要あり)
- ・トロント大学継続教育学部「アカデミック英語」コース:60/上級レベルで「B」の成績が最低要件
- ・その他の大学での学習:英語が主要言語である国の認定大学で1年間のフルタイムの勉強を完了することが最低要件。少なくとも4つのコースを修了し、各コースで「C」の成績を取得する必要あり
◆英語テストの免除要件
- ・英語で授業を行うカナダの認定校で4年以上のフルタイムの就学を修了した/修了見込みである
- ・英語を母国語とする国の英語学校で4年以上のフルタイムの就学を修了した/修了見込みである
- ・母国語がフランス語で、カナダの学校で4年以上のフルタイムの就学を修了した/修了見込みである
ブリティッシュコロンビア大学 (University of British Columbia):THE第41位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
カナダ学術英語能力評価(CAEL)(CAELオンラインを含む) |
70 点以上 |
|
Cambridge English B2 FirstまたはC1 Advanced またはC2 Proficiency |
180点以上 |
|
CEL(UBC Certificate in English) |
600点以上 |
|
IELTS Academic |
6.5
|
すべてのセクションで6.0以上 |
ピアソン英語テスト(PTEアカデミック) |
65点以上 |
すべてのセクションで60点以上 |
TOEFL iBT®(Home Editionを含む) |
90以上 |
●リーディング・リスニングでそれぞれ22以上 ●スピーキングとライティングでそれぞれ21以上 |
Duolingo English Test ※他の英語能力テストが利用できない国の生徒のみ受入れ可 |
125以上 |
|
※IELTS GeneralおよびIELTS Indicatorは受け入れ不可
※上記の表に記載されていないオンライン英語能力テストが英語入学基準を満たすかどうかを検討して欲しい場合は問い合わせすること
◆語学要件を満たすその他の方法
- 1.カナダ国内で4年間以上の連続した英語による認定フルタイム教育を修了していること
- 2.カナダ以外の英語が主要言語である国で、英語によるフルタイム教育を4年間以上連続して修了していること
- 3.アルバータ州英語言語芸術 30-1、ブリティッシュコロンビア州英語 12 (2019年8月以前に達成) の州試験部分で最終試験の成績70%以上を達成するか、同等のものを取得していること
- 4.アドバンスト プレースメント (AP) の英語言語と作文、または AP 文学と作文で最終成績4点以上を取得、もしくは国際バカロレア(IB)の「英語 A:文学」 または「英語A:言語と文学」(上級レベルまたは標準レベル) で最終成績 5 点以上を取得していること
- 5.英語圏の国の認定大学で、編入可能な高等教育機関の1年目の英語研究の6単位相当を修了していること
- 6.英語が主要言語である国において、英語が主要言語である認定大学の認定学位プログラムを卒業すること
- 7.英語を指導言語として使用しているものの、英語が第一言語ではない国で運営されている適格な国際中等学校に4年間以上通学していること
- 8. Aレベルの英語または英語文学 (非ESL) で最終成績がAまたはBであること
- など
マギル大学 (McGill University):THE第45位
◆語学要件(英語テストのスコア)
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
マギル大学英語能力証明書(言語と文化) または プロフェッショナルコミュニケーションのための英語またはバイリンガルプロフェッショナルコミュニケーション |
証明書を取得 |
|
Cambridge English C2 Proficiency(CPE) |
C以上 |
|
Cambridge English C1 Advanced(CAE) |
B以上 |
|
カナダ学術英語能力評価(CAEL)(Paper edition、CE、ONLINEを含む) |
70以上 |
すべての項目で60以上 |
Duolingo English Test |
125 点以上 (B.Ed.(TESL)、B.Com.の場合は 130点以上) |
|
IELTS Academic |
6.5 |
すべてのセクションで6.0以上 |
ピアソン英語テスト(PTEアカデミック) |
65点以上 |
すべてのセクションで60点以上 |
TOEFL iBT®テスト |
【教育(TESL)、経営】 100 |
すべてのセクションが21以上 |
【農業および環境科学(栄養学および人間栄養学を含む)、建築学、芸術、学士および理学、教育学、工学、看護学、理学および作業療法、宗教学、科学、社会福祉】 90 |
|
|
【音楽】 79-80 |
|
- ※UKVI 試験の IELTS (Academic) も受け入れ可
- ※IELTS One Skill Retake は受け入れ不可
- ※パンデミックの影響で、例外的にTOEFL iBT® Special Home Editionも受け入れ可
- ※TOEFL®テストのMyBestスコアは受け入れ不可
◆英語テストの免除要件
- ・英語が第一言語として認められている国に、少なくとも4年間連続して住み、高校や大学に通ったことがある
- ・ケベック州のフランス語圏の CEGEP で DEC を修了し、ケベック州中等教育 V のディプロマを取得している
- ・ケベック州の英語CEGEPでDECを修了している
- ・国際フランスバカロレア(Baccalauréat Français International – BFI)(アメリカ部門またはイギリス部門)、または以前の「Option Internationale(OIB)」を修了または修了予定
- ・国際バカロレア(IB)の英語(「英語 A:文学」 または「英語A:言語と文学、または文学とパフォーマンス」)を「5」以上の成績で修了または修了予定
- ・欧州バカロレアカリキュラム(Schola Europaea システム)の言語1 または言語 2としての英語を修了または修了予定
- ・イギリスのAレベルの英語を C 以上の最終成績で修了または修了予定
- ・イギリスのGCSE / IGCSE / GCE O レベルの英語、English Language、第一言語としての英語、または第二言語としての英語を最終成績 B (または5) 以上で修了
- ※上記のうち最低1つに当てはまらない場合、「英語を第一言語とする」または「英語が主な指導言語である認定機関(非英語圏)の学校に通学している」場合でも英語能力の証明を提示する必要があります。
アルバータ大学 (University of Alberta):THE第116位
◆語学要件(英語テストのスコア)
<英語能力(ELP)>
アルバータ大学のすべてのプログラム(Campus Saint-Jeanを除く)では、英語が指導とコミュニケーションの主要言語のため、国籍や出身国に関係なく入学前に既定のレベルの英語能力(ELP)が必要です。ELPを証明できる英語テストは以下の通りです。
*すべて、ELP言語テストに合格することで完了となります。
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
TOEFL iBT®テスト(Home Edition、Paper Editionを含む) |
90点以上 |
すべてのセクションが21以上 |
IELTS Academic(IELTSオンラインを含む) |
6.5 |
すべてのセクションで6.0以上 |
Duolingo English Test ※2028-2029年度の入試まで有効 |
120点以上 |
総合サブスコアが100点以上 |
カナダ学術英語能力評価(CAEL)(Paper edition、CE、ONLINEを含む) |
70以上 |
すべての項目で60以上 |
Cambridge English C1 Advanced(CAE) |
180以上 |
各スキルで170以上 |
Cambridge English C2 Proficiency(CPE) |
180以上 |
各スキルで170以上 |
ピアソン英語テスト(PTEアカデミック) |
61点以上 |
すべてのセクションで60点以上 |
※TOEFL® Essentialは受け入れ不可
※IELTS One Skill Retake は受け入れ不可
<英語会話能力(SEP)>
教育学部や一部の健康科学関連分野(看護学など)などの一部のプログラムでは、会話による英語能力(SEP)が求められます。SEPを証明できる英語テストは以下の通りです。
*すべて、ELP/SEP言語テストに合格することで完了となります。
英語テスト |
総合スコア |
セクションスコア |
---|---|---|
TOEFL iBT®テスト |
― |
スピーキングセクションで26以上 |
IELTS Academic(IELTSオンラインを含む) |
― |
スピーキングセクションで7.5以上 |
Duolingo English Test ※2028-2029年度の入試まで有効 |
140点以上 |
総合サブスコアが120点以上 |
※IELTS One Skill Retake は受け入れ不可
<フランス語能力検定 (FLP)>
Campus Saint-Jeanの主な授業言語はフランス語のため、出願者は全員、フランス語の読み書きと会話の両方の能力 (Compétence dans la langue française) を証明する必要があります。
モントリオール大学 (Université de Montréal):THE第125位
◆語学要件(語学テストのスコア)
モントリオール大学はフランス語で学ぶ大学です。モントリオール大学で学ぶには、フランス語の口頭および筆記の知識が、選択した学習プログラムの要件を満たしていることを証明する必要があります。
<語学要件>
- ・ケベック高等教育省による、大学でのフランス語指導およびフランス語文学の統一テストに合格していること
- ・大学が認めたフランス語の知識の証明書を提出していること
- ・モントリオール大学が受理したフランス語の試験において、口頭理解および筆記理解において、要求されたプログラムに必要な最低スコアを取得していること
<認められるフランス語の試験と卒業証書>
- ・モントリオール大学、HEC モントリオールまたはポリテクニックへの TEF 入学
- ・TEF Canada: カナダのフランス語評価テスト
- ・TEFaQ:ケベック州へのアクセスに関するフランス語の評価テスト
- ・TCF Canada:カナダのフランス語知識テスト
- ・TCF ケベック:ケベック州のフランス語知識テスト
- ・TCF:すべての受講者を対象としたフランス語知識テスト
- ・DELF B2 一般向け:フランス語学習のディプロマ
- ・DALF C1 一般:フランス語上級ディプロマ
- ・DALF C2 一般:フランス語上級ディプロマ
※モントリオール大学の言語ポリシーに従って、入学を希望するプログラムによってはフランス語のライティングテスト、またはラヴァル・モントリオール・フランス語テスト (TFLM) を受検し、合格することが求められる場合があります。
外部英語テストに関する留意点
■大学によっては、英語力以外の要素(学業成績や課外活動など)を重視するため、一律の基準点を設定していない場合があります。(英語テストのスコアが「強く推奨されるが、必須ではない」などと している大学もあります)
■採用される英語テストや基準点は大学の入試方針によります。入試年度によって変更になる可能性がありますので、詳細は必ず各公式サイトを確認してください。
■受け入れられる英語テスト(他の言語テスト含む)のスコアの有効期限は、基本的に2年以内としている大学がほとんどです。募集要項に期限が明記されていない場合でも、2年以内に取得したスコアを提出するようにしましょう。
※出願に際しての英語テストの基準点(最低点)等は、各大学の公式サイトのほか、各英語テストのホームページにも情報が掲載されていることがあります。
「留学するために英語ができるようにならないと…」と漠然と頑張るよりも、目指すべき試験のスコアが明確にわかったほうが、勉強もしやすいものです。今回ご紹介している基準点はたくさんある大学のほんの一部ですが、これらの情報を目安にしながら、自分の目標や学力に合った選択肢を探していくとよいでしょう。志望校が決まったら、公式サイトや信頼できる情報源を活用して、最新の基準点や試験要件を自分でしっかりと調べてください。
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※この記事でご紹介している内容は2025年1月26日現在の情報に基づいています。