海外留学のための奨学金を独自に採用しているグローバル大学は?
日本国内のグローバル系大学や学部では、学生の国際感覚やグローバルな視野を広げることを目指して、充実した留学制度を提供しているケースが多々あります。学生の金銭面の負担を減らす制度を導入している大学もありますが、それでもやはり留学にはまとまった資金が必要になる傾向は否めません。留学をしたいけれど経済的な理由がネックになっているという場合に、盛んに活用されているのが奨学金です。
海外大進学・留学のための奨学金は公的なものや財団・民間企業が運営しているもの、海外大が用意しているものなどを利用するのが主流ですが、国内大学でも独自に給付型奨学金を用意しているところがあります。海外留学の夢を叶えるための1つの安心材料として、大学独自の留学奨学金制度をチェックしてみてはいかがでしょうか。
※ここでご紹介している内容は変更になる可能性があります。最新・詳細情報は必ず公式発表をご確認ください。
【参考記事】:【国内グローバル大】海外留学制度が充実している大学は?
早稲田大学
予約採用型「早稲田の栄光奨学金」
経済的な理由で留学プログラムへの参加が困難である学生を対象に、留学出願前に奨学金の採用を約束し、留学を後押しすることを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
予約採用型「早稲田の栄光奨学金」 |
1年以上留学 総額110万円、半期留学 総額50万円 |
①留学センター海外留学プログラムへ出願予定の者 ②日本国籍または永住権(特別永住含む)を有する者 ③所得証明書記載の収入・所得金額の父母の合算額が次の者 a)給与・年金収入金額(課税前):800万円未満(年金、不動産収入等含む) b)その他、事業所得金額:350万円未満 ※複数種類の収入・所得がある場合、合算して総合的に判断します。 ④学業成績が優秀な者 |
春募集・秋募集合せて最大19名 |
予約採用型「ハバタケ世界の空奨学金」
経済的な理由で留学プログラムへの参加が困難である学生を対象に、留学出願前に奨学金の採用を約束し、留学を後押しすることを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
予約採用型「ハバタケ世界の空奨学金」 |
1年以上留学 総額100万円 |
①留学センター海外留学プログラムへ出願予定の者 ②日本国籍または永住権(特別永住含む)を有する者 ③経済的困窮度が高い者 ④学業成績が優秀な者 |
秋出発最大6名 |
予約採用型「オレゴン留学奨学金」
国際部別科生として留学していたDoug Etzel氏の寄付により、2024年に設立。オレゴン州にある海外協定校に留学する学生で、経済的な理由で留学プログラムへの参加が困難である学生を対象に、留学出願前に奨学金の採用を約束し、留学を後押しすることを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
予約採用型「オレゴン留学奨学金」 |
1年以上留学 総額200万円 |
①留学センター海外留学プログラムへ出願予定の者 ②オレゴン州にある大学に、1年間の海外留学(EX、CSプログラムにて秋出発)する者 ③日本国籍または永住権(特別永住含む)を有する者 ④経済的困窮度が高い者 ⑤学業成績が優秀な者 |
秋出発 最大1名(予定) |
予約採用型「東京倶楽部国際交流奨学金」
東京倶楽部からの寄付金に基づき2024年に設立。国際交流および社会貢献に寄与する強い意志を持ち、経済的な理由で留学プログラムへの参加が困難である学生を対象に、留学出願前に奨学金の採用を約束し、留学を後押しすることを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
予約採用型「東京倶楽部国際交流奨学金」 |
1年以上留学 200万円(DDについても支給期間は1年のみ) 半期以上の留学 100万円 |
①留学センター海外留学プログラムへ出願予定の者 ②経済的に修学が困難な者 ③学業成績が優秀な者 |
春出発・秋出発合わせて最大2名(予定) |
校友会海外派遣留学奨学金
留学センターが指定するオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、イェール大学、シカゴ大学、ペンシルバニア大学における留学プログラムに参加する者のうち、特に海外留学に対する意欲が高く、人物が優れている者に支給される奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
校友会海外派遣留学奨学金 |
1年以上留学 150万円 |
留学センターのCSプログラムを通じて、下記大学に1年留学する正規学生 ・オックスフォード大学 ・イェール大学 ・ペンシルバニア大学 |
5名 |
株式会社早稲田大学アカデミックソリューション海外留学奨学金
株式会社早稲田大学アカデミックソリューションからの寄付によって新設された奨学金です。奨学金受給者同士での交流会なども行われます。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
株式会社早稲田大学アカデミックソリューション 海外留学奨学金 |
総額100万円 |
留学センターのDDプログラムおよび1年間のEXプログラムを通じて、 海外の大学に渡航を伴う留学をする学部正規学生のうち、特に成績優秀な者 |
秋出発10名 |
ハワード・ハギヤ奨学金
卒業生のハワード・ハギヤ(萩谷博)氏による寄附金により、同大学 DDプログラムにより台湾へ留学する学生および台湾から早稲田大学を目指す優秀な学生を支援することを目的として設立された奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
ハワード・ハギヤ奨学金 |
80万円(総額80万円を3回に分けて支給) |
留学センターのDD プログラムにより台湾へ留学する優秀な日本人学生 |
2名 |
荒井孝晋海外留学奨学金
卒業生の故・荒井孝晋(あらいたかのぶ)氏の母・春子氏からの寄附金により、修士または学部学生の中で、シカゴ大学へ留学する有能な学生を支援することを目的として設立された奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
荒井孝晋海外留学奨学金 |
総額18万円 |
修士または学部学生で、シカゴ大学に1学期以上留学する日本人学生 ※変更となる場合有り。 |
1名 |
学生交流奨学金
経済援助により海外留学を奨励することを目的として設立された奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
学生交流奨学金 |
総額25万円 |
同大学学部または大学院の正規課程に在籍し、同大学が海外の教育機関と締結した学術協定に基づいて、 支給年度中に6か月以上1年以内の期間、海外の大学に留学する者(DD, EX, CS, 箇所間) |
150名(日本人学生および留学生合計) |
※上記で略称表記されているプログラムの正式名称は下記の通りです。
- ・DD:Double Degree Programs(早稲田大学の学位と留学先大学所定の学位の両方を取得できるプログラム)
- ・EX:Exchange Programs(大学間交換協定に基づき留学する制度)
- ・CS :Customized Study Programs(留学先大学が早稲田大学学生のために定めるカリキュラムに参加するプログラム)
- ・箇所間:箇所間協定プログラム(各学部・研究科と協定校で締結している協定に基づき実施する留学プログラム)
上智大学
交換留学生対象の奨学金
交換留学の学内選考合格後に申し込むことができる奨学金(給付型)です。応募方法や募集要項等は対象者に説明・配付されます。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
グローバルリーダー養成奨励費 |
5~15万円 |
交換留学生または本学指定の海外短期プログラムに参加する者が対象 |
– |
ケルン奨学金 |
月額650ユーロ |
交換留学生としてドイツのケルン大学に留学する者。派遣決定者の中から選考 |
年間1名 |
大坂ドイツ留学奨励費 |
10万円 |
ドイツの大学へ交換留学する者 |
年間3名 |
吉彌・愛琳アイルランド留学奨励費 |
15万円 |
交換留学生としてアイルランドに留学する者。派遣決定者の中から選考 |
年間1名 |
大学の世界展開力強化事業後継承事業(SAIMS/LAP)留学奨励費 |
渡航支援金 5万円 |
SAIMSもしくはLAPで交換留学する者 |
原則、1大学につき1名 |
ソフィア会奨学金(長期) |
地域によって 月額6万円~10万円 |
要件、募集時期は対象者に案内 |
– |
一般留学者対象の奨学金
「一般留学」をする学生を対象に、上智大学では海外留学奨励費を支給しています。留学先大学へ支払う学費等の負担を軽減することで、学生の海外留学を促進することを目的としています。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
海外留学奨励費 |
学籍上の留学期間1クォーターあたり15万円(例:1学期留学の場合は30万円、1年間留学の場合は60万円) ※ただし、留学先大学の学費等が奨励費より低額の場合は、留学先大学の学費相当額を支給額とする ※奨励費は、帰国後の必要書類提出を確認した上で支給する |
学部または大学院正規生で「一般留学」をする者 ※下記の者は対象外 ①留学期間が1カ年を超えた者。ただし、1年目の留学期間は支給対象 ②留学先大学の学費が無料の場合 ③「休学」して留学する(した)者 ④本学指定の保険危機管理サービスに加入していない場合 |
年間通して若干名 |
海外短期プログラム参加者対象の奨学金
対象となる海外短期プログラム参加者のうち、条件を満たす学生が申し込める奨学金(給付型)です。応募方法や募集要項等は対象者に説明・配付されます。
名称 |
支給金額 |
対象・応募資格など |
---|---|---|
グローバルリーダー養成奨励費 |
5~15万円 |
指定のプログラムで留学する者 |
上智大学篤志家(理工学部同窓会)奨学金 |
8万円(予定) |
理工学部開講の海外短期研修に参加する理工学部及び理工学研究科の学生 |
ソフィア会奨学金 |
プログラムにより10万円~40万円程度 |
要件、募集時期は対象者に案内 |
叡智が世界を繋ぐ奨学金 |
– |
対象者及び支援内容はプログラムにより異なる |
※上記で略称表記されているプログラムの正式名称は下記の通りです。
- ・SAIMS:Sophia AIMS Program(ASEAN4カ国7大学への留学プログラム)
- ・LAP:Latin America Program(中南米6カ国13大学への留学プログラム)
慶應義塾大学
1年以内の留学を対象とする奨学金
学部生を対象とした大学独自の給付型奨学金には以下のようなものがあります。
名称 |
支給金額 |
対象 |
採用人数 |
---|---|---|---|
慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金【給付型】 |
留学支援金として50万円を出発前に給付 |
国際センターが募集・選考を行う派遣交換留学生 |
年間30名程度 |
指定寄付奨学金(118 年三田会記念大学奨学金「海外留学支援」)(給付型) |
年間10万円を給付 |
慶應義塾大学において「留学」の認定を受け、かつ留学先大学から入学許可を受けている塾生(学部生のみ) ※2024年3 月までに出発する塾生が対象 |
年間若干名
|
慶應義塾創立150 年記念奨学金(海外学習支援)(給付型) |
参加プログラム・渡航先の国や地域に応じて10万円、20 万円、30万円を給付 |
勉学の意欲を持ちながらも、経済的理由によりグローバルな学習活動(例:短期留学、語学研修等)に参加することが困難な塾生(学部生のみ) ※派遣交換留学生は対象外 |
2023年度採用人数は70名程度 |
青山学院大学
青山学院大学産学合同 万代外国留学奨励奨学金
同大学と太平エンジニアリングが合同で、海外留学を志す者に学資金としての奨学金を給付する制度です。
名称 |
支給金額 |
2023年の採用実績 |
---|---|---|
青山学院大学産学合同 万代外国留学奨励奨学金 |
250,000円~2,000,000円(年額) 1)協定校留学奨励奨学金:500,000円 2)認定校留学奨励奨学金:500,000円~1,000,000円 3)世界トップレベル大学留学奨励奨学金(協定校):1)に追加して500,000円 4)世界トップレベル大学留学奨励奨学金(認定校):2)に追加して1,000,000円 ※1)~4)につき半期留学の場合は、半額給付 |
1) 36名 2) 4名 3) 6名 4) 0名 |
青山学院国際交流奨学金
海外留学を奨励し、国際化時代に対応する有能な人材を育成することを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
2023年の採用実績 |
---|---|---|
青山学院国際交流奨学金 |
300,000円(年額) |
派遣5名 受入13名 |
立教大学
立教大学グローバル奨学金
経済的な理由により、教育課程の一環である海外留学プログラムへの参加費用や、在学留学及び休学留学に伴う学費の納入が困難な学生に対して経済的支援を行うことで、参加の機会を提供することを目的とした奨学金です。
名称 |
支給金額 |
対象 |
採用人数 |
---|---|---|---|
立教大学グローバル奨学金 |
10万円~60万円 ※奨学金は、参加する海外留学プログラムと、父母の収入に応じて決定される |
同大学が実施する留学プログラムに参加する学生(予定・検討中の者を含む)で経済支援を必要とする学生 |
奨学金の支給基準を満たせば、もれなく全員に支給 |
その他の留学・海外体験に関する給与奨学金
名称 |
支給金額 |
対象 |
採用人数 |
---|---|---|---|
立教大学校友会成績優秀者留学支援奨学金 |
年額20万円 |
同大学が実施する留学プログラムに参加する学生で成績が特に優秀な学部学生(2年次以上) |
50 名(全学部合計) |
松崎半三郎記念奨学金 |
年額 40 万円 |
優れた海外渡航計画を持つ学部2年次生以上 |
1名 |
田中啓允奨学金 |
年額 40 万円以内 |
アジア諸国のボランティア組織やNPO/NGOを訪問する優れた海外渡航計画を持つ学部2・3年次生 |
学部学生1名、大学院学生1名 |
TN国際貢献奨励奨学金 |
年額40万円 |
文学部英米文学科/文学科英米文学専修のうち当該年度にハワイ大学ヒロ校に留学する者の中で、最も優秀な者 |
– |
文学部100周年海外留学奨学金 |
年額10万円 |
当該年度に認定校留学が決定し、当該年度または次年度に留学する文学部学生のうち成績優秀な者 |
– |
立教大学法学部櫛引賞 |
年額50万円 |
学部3年次に立教大学の派遣留学制度に基づいて協定校に留学する法学部学生のうち2年次春学期までの成績が最も優秀な学生 |
– |
中央大学
長期留学支援奨学金
長期留学(交換留学・ISEP・認定留学)の制度を利用して留学する学生が出願可能な奨学金です。選考により奨学生が決定されます。
留学形態 |
留学先学費 |
支給金額(支援内容) |
---|---|---|
交換留学 ISEP Exchange |
免除 |
■留学期間1年間の場合:30万円の奨学金を支給 ■留学期間1セメスターの場合:15万円の奨学金を支給 |
納入 |
留学先に納入した学費(授業料)について、留学年度の同大学所属学部・大学院の授業料(在学料)及び実験実習料を上限として、奨学金を給付。 なお、留学先に納入した学費(授業料)が半期分である場合、奨学金の上限は、留学年度の同大学所属学部・大学院の授業料(在学料)及び実験実習料の2分の1額とする。 |
|
認定留学 ISEP Direct |
免除 |
|
納入 |
千葉大学
ENGINEサポート
2020年度以降の入学者に対して、初回の留学(同大学が認めるもの)に限り、留学費用の一部(渡航費および留学プログラム受講料の一部)を支援(給付)する制度です。
名称 |
対象となる留学 |
支援金額 |
対象 |
支援回数 |
---|---|---|---|---|
ENGINEサポート |
■同大学または部局が認める留学プログラム ■個人で独自に計画した留学(同大学が認めるもの) |
渡航費と海外で行われる留学プログラム受講料について、上限を定めた金額 <上限金額> ■渡航費:5万円 ■海外で行われる留学プログラム受講料(同大学が認めたプログラムのみ):受講料の一部 (プログラムによりサポート金額は異なる) |
2020年度以降の入学者のうち、これまで本支援を受けたことのない者で、海外でのプログラムに参加する学生 |
在学中1回(初回) |
関西学院大学
2024年度緊急留学支援金
急激な円安、インフレ、および原油高に伴う燃油サーチャージの上昇等、学生の留学を取り巻く急激な状況変化に対応することを目的として、2024年度に実施される海外派遣プログラムに参加する学部生を対象とした緊急の経済支援策です。
プログラムの種類 |
支援金額 |
---|---|
ダブルディグリー留学 |
15万円 |
交換留学・認定留学 1年 |
15万円 |
交換留学・認定留学 1学期 |
7.5万円 |
長期留学 1年 |
25万円 |
長期留学 1学期 |
12.5万円 |
中期留学 |
10万円 |
国際社会貢献活動 |
15万円 |
短期留学(2カ月未満) |
8万円 |
全学部対象
選考型
各プログラムへの参加が決定した後に、希望者が申請できる奨学金です。
プログラム名 |
奨学金(選考型) |
---|---|
交換留学 |
井谷憲次奨学金(2学期間:100万円、1学期間:50万円) |
笹森四郎奨学金(2学期間:100万円、1学期間:50万円) |
|
交換留学奨学金(2学期間:30万円、1学期間:15万円) |
|
日本学生支援機構海外留学支援制度(協定派遣)奨学金(月額6〜10万円(派遣国・地域による)、上限12ヵ月) |
|
その他、学外奨学金(詳細は交換留学募集説明会で説明) |
|
長期留学(学部科目履修型) |
長期留学奨学金(2学期間:50万円、1学期間:25万円) |
ダブルディグリー留学 |
ダブルディグリー留学奨学金(月額10万円、ただし留学先大学と本学の学費が相殺される場合は一人月額3万円とする) ※大学院は月額7万円 |
参加者全員支給型
以下のプログラムに参加が決定し、所定の手続を行えば支給される奨学金です。
プログラム名 |
奨学金(選考型) |
---|---|
海外異文化体験セミナー、外国語研修、Cross-Cultural College (CCC)(カナダ開催プログラムのみ)、 海外フィールドワーク、インドネシア交流セミナー(インドネシア開催時のみ)、グローバルPBL、 学部・センター主催短期プログラム |
短期留学奨学金(アジア3万円、アジア以外5万円) |
短期留学奨学金で対象にならないプログラムのうち特別に指定されたプログラム |
井谷憲次奨学金(アジア3万円、アジア以外5万円) |
中期留学(英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語)、中期海外インターンシップ |
中期留学奨学金(20万円) |
国連ユースボランティア |
費用(渡航費、滞在費、保険等)は国連ボランティア計画(UNV)の規定により支給される |
国際社会貢献活動 |
国際社会貢献活動奨学金(30万円) |
融合プログラムのうち、特別に指定されたプログラム |
井谷憲次奨学金(2万円) |
オンラインで実施する国際教育プログラムのうち、特別に指定されたプログラム |
◆短期留学奨学金または井谷憲次奨学金(2万円) ただし参加費が2万円を下回る場合は参加費実費を支給 |
※他に、各学部独自の奨学金も多数あります。
関西外語大学
留学奨学金
関西外国語大学には「フルスカラシップ」「スカラシップ」という独自の留学奨学金があります。 いずれも下記のような特徴があります。
・給付型(返済の義務はなし)
・定員制限なし(基準を満たせば、全員に支給)
・留学期間中も、本学の授業料その他納付金(合計115.4万円)は納入する必要がある
・主に1年以上の留学が対象
名称 |
概要 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
フルスカラシップ |
留学先大学での学期期間中の「授業料」+「住居費」+「食費」を全額免除、または支援 |
下記要件について一定の基準を満たす必要あり ・関西外国語大学での日々の授業の成績 ・TOEFLなどのスコア
※基準は毎年見直しが行われるが、TOEFLの目安は530点以上 |
定員なし |
スカラシップ |
留学先大学での学期期間中の「授業料」を全額免除、または支援 |
下記要件について一定の基準を満たす必要あり ・関西外国語大学での日々の授業の成績 ・TOEFLなどのスコア
※基準は毎年見直しが行われるが、TOEFLの目安は500点以上 |
定員なし |
神戸大学
神戸大学海外学生派遣事業(神戸大学基金)
卒業生、学生保護者、企業の皆様、学内教職員からの寄附による基金から、明確な目標を持った優秀な学生の海外留学・研修への派遣を支援するため、渡航費および滞在費の一部が助成されます。
名称 |
支給額 |
応募締切 |
---|---|---|
ダブルディグリープログラム・交換留学プログラム・その他の短期プログラム による学生派遣に係る助成 |
月額5万円 ※最長10ヶ月 |
年3回 ※毎年変更の可能性有 |
琉球大学
岸本遺贈基金寄附金奨学金
卒業生・岸本正之氏が代表を務める岸本ファミリー個人慈善基金による海外留学の支援事業で、協定派遣学生に対して奨学金と留学準備金が支給されます。
名称 |
支給額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
岸本遺贈基金寄附金奨学金 |
■奨学金月額: 12万円 ■留学準備金: 24万円 |
短期交換留学(派遣)制度を利用して1学期以上1年未満交換留学する学生で、特に優秀と認められた学生 <応募資格> (1) 琉球大学短期交換留学生(協定派遣)制度において採用が決定している者 (2) 前年度の成績評価係数が2.30以上である者 <確認方法:成績要件の確認について> (3) 短期交換留学派遣先が北米又は欧州地域である者 (4) 短期派遣留学(交換留学)期間内に,他の機関から助成を受けることがない者 |
原則として年間2名 |
琉球大学QUEST基金
卒業生からの寄附金を主な財源として創設された基金より、学部生及び大学院生の海外留学を促進し、寛容で柔軟な思考能力を持ったグローバル人材の育成を推進することを目的として、様々な支援が行われています。
<学部生向け>
名称 |
支給額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
短期交換留学(協定派遣)奨学金 |
■月額奨学金: ・甲地域 8万円 ・乙地域 7万円 ・丙地域 6万円 ※支給期間の上限は11か月
■留学準備金:16万円 ※所得制限有 |
(1) 日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者(特別永住者を含むが定住者は含まれない) (2) 令和 6年度 琉球大学短期交換留学(派遣)制度により派遣が決定している者(申請中の者も応募可とするが、選考については派遣が決定している者を優先) (3) 申請時の通算GPA3.00(理,医,工,農学部の学部学生は通算 GPA2.50)以上である者 (4) 過去に本奨学金の支援を受けたことがない者 (5) 短期交換留学(協定派遣)期間内に、他の機関から留学に関する奨学金等の支援を受けることがない者 |
年間 35名程度 |
短期派遣研修プログラム助成 |
■一括給付:上限額 ・甲地域 15万円 ・乙地域 12万円 ・丙地域 8万円 |
(1) 同大学が実施する短期派遣研修プログラムのうち、「対象となるプログラム」に参加することが確定している者 (2) 申請時の通算GPAが2.50以上である者(通算 GPAを表すことができない場合は、短期派遣研修プログラム 助成金申請書に、通算 GPA2.50相当以上であると する理由を明記) (3) 同一年度に本助成の給付を受けていない者 (4) 留学先機関の所在地が、外務省の「領事サービスセンター(海外安全相談班)」の情報提供サービス等における「海外安全ホームページ」上「レベル 2:不要不急の渡航は止めてください。」以上に該当する地域ではないこと |
年間 100名程度 |
琉球大学後援財団国際交流奨励事業
琉球大学および地域社会の発展に寄与することを目的とした財団による、琉球大学の学生交流協定に基づく学生派遣を支援する事業。短期交換留学(派遣)制度を利用して1学期以上1年未満交換留学する学生で、優秀と認められた学生に給付型奨学金(返還不要)が支給されます。
名称 |
支給額 |
対象・応募資格など |
採用人数 |
---|---|---|---|
留学生派遣奨励金 |
月額60,000円を給付 (支給期間は上限10か月とする) |
① 琉球大学短期交換留学(派遣)制度へ申請した者 ② 前年度成績評価係数が 2.30 以上(3.00 満点)の者 ③ 短期交換留学(派遣)制度にかかる支援として、本申請に係る留学(派遣)期間について他の機関から重複して助成を受けていない者 |
原則、年間2名 |
大学独自の留学奨学金制度を提供している大学をご紹介しました。上記以外で、ユニークな留学支援や財政援助をする大学もたくさんあります。気になっている国内大学があれば、留学費用の負担を軽くできる奨学金や援助があるかどうかもぜひチェックしてみてください。
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※この記事でご紹介している内容は2024年8月9日現在の情報に基づいています。