海外大学進学情報

アメリカに留学する前に知っておきたい!留学生が参加できるインターンシップ・フェローシップにはどんな種類がある?

アメリカの大学卒業後に、「現地就職もしてみたい」と考えている方には、ぜひ知っておいてほしいインターンシップ・フェローシップに関する情報を2週にわたってお届けしています。第二弾の今回は、インターンシップ・には、実際にどのような種類があるかをご紹介します。

◆前編はこちら

【参考記事】アメリカに留学する前に知っておきたい!留学生がインターンシップ・フェローシップに参加するメリットは?

留学生が参加できるインターンシップ・フェローシップの種類

留学生がインターンシップ・フェローシップを見つける方法

アメリカの大学・大学院で学ぶ留学生が、インターンシップやフェローシップを見つけるための方法はいくつかあります。

①大学の留学生サポートオフィスやキャリアセンターに相談する

それぞれの大学が提携している企業などのインターンシップ等の情報を紹介してもらえます。

②大学のキャリアフェアなどに参加して探す

キャリアフェアに参加し、求人情報を出している企業や組織はキャンパス近郊に位置するものも多く、インターンシップの受け入れにも協力的であることが多いようです。

③専用のWebサイトを利用して希望する求人を探す

アメリカには、留学生も応募できるインターンシップが掲載されている就職サイトが多数あり、希望に合うものを自由に探すことができます。

<サイトの例>

LinkedIn — 大手企業でのインターンシップを見つけられるネットワーキングサイト(要登録)

Indeed.com — 何千件もの豊富な職種の募集に加え、カバーレターや履歴書などのテンプレート、就職面接のアドバイスなども提供されている総合サイト

まずは大学のキャリアセンターなどに相談するのがおすすめですが、希望する業界・職種の募集を見つけるには自ら積極的に探すことも大切です。Webサイトやイベントなどを利用するほか、大学の教授・講師や他の学生たちとのネットワークを早くから構築しておくと、貴重なインターンシップの情報を得られることもあります。

卒業後に有利になりそうなインターンシップ・フェローシップの例

◆インターンシップの例◆

USEH InternationalのUSA Internship Program

アメリカのさまざまな業界や場所で有給のインターンシップの機会が提供されています。プログラムの分野はホスピタリティ・観光マネジメント、経営管理、マーケティング・ファイナンス、ITで、期間は6 か月間・9 か月間・12 か月間のいずれかで設定されています。

【参考ページ】USA Internship Program|USEH

ShorelightのCareer Premium

Google、マイクロソフト、デロイト、ゴールドマン・サックス、テスラなど12,000 社の有名グローバル企業のいずれかでバーチャルインターンシップに参加することができます。1 学期制のバーチャルなキャリア開発プログラムのため、世界中のどこからでもリモートで働くことができます。各種ワークショップに参加して終了証書を取得することもできます。

【参考ページ】Career Premium|Shorelight

Fashion Week Internships

イギリスに本拠を置くコンサルタント会社が提供している、ファッション業界の有名なブランドや企業でのインターンシップ。ニューヨーク、ロサンゼルスのほかロンドン、パリ、ミラノ、マドリード、上海で、年間を通じてプログラムがあり、期間は短期、1学期、1年間から選ぶことができます。

【参考ページ】Fashion Week Internships

The Intern GroupのInternships in New York

世界 30 か所で、対面およびバーチャル(リモート)の国際的なインターンシップの機会が提供されています。アメリカではニューヨークで、ビジネス、IT・コンピュータサイエンス、マーケティング、PR、会計、人事、出版、映画、音楽、建築など様々な分野でプログラムが用意されています。

【参考ページ】Internships in New York|The Intern Group

Global Experiences (GE)

GEでは世界中で40以上の分野におけるインターンシップが提供されています。アメリカ国内であれば、ニューヨークで金融、ビジネス、コミュニケーション、法律、マーケティング、芸術などのキャリアフィールドでプログラムがあります。夏期、春期、または秋学期に実施され、期間は8~12週間となっています。

【参考ページ】Global Experiences

◆フェローシップの例◆

American Association for the Advancement of Science (AAAS)

AAAS(アメリカ科学振興協会)は、自然科学、社会科学、工学など様々な分野の科学者やエンジニアに研究フェローシップを提供しています。このフェローシップでは、受入機関での研究を支援するほか、専門能力開発の機会も提供されます。

【参考ページ】Fellowships|American Association for the Advancement of Science (AAAS)

Meta Research PhD Fellowship Program

このフェローシッププログラムは、Meta (Facebook)によって提供されています。認定大学の博士課程に在籍し、機械学習、コンピュータビジョン、自然言語処理、ネットワーキング、セキュリティ、プライバシーなど、Metaの研究テーマに関連するトピックに興味と専門知識を有する世界中の学生を対象としています。

【参考ページ】Fellows – Emerging Scholars|Meta Research

American Institute for Economic Research (AIER)

AIER は、経済学の研究を希望する学者や学生にフェローシップを提供する非営利団体です。フェローシップは、経済政策、経済理論、応用経済学の研究など、さまざまな目的で授与されます。

【参考ページ】American Institute for Economic Research (AIER)

American Political Science Association (APSA)

アメリカの政治学者のための専門職団体であるAPSAのパブリック・スカラーシップ・プログラムは、12ヶ月の遠隔フェローシップです。政治学の大学院生を対象に、一般の読者向けに政治学の研究について執筆するためのトレーニングを行います。

【参考ページ】Public Scholarship Program|Centennial Center

American Antiquarian Society

American Antiquarian Society(アメリカ古書協会)は、1876年までのアメリカの歴史と文化に関する国立研究図書館です。同協会は、所蔵するコレクションで研究を行う学者に研究フェローシップを支給しています。フェローシップの期間は1ヶ月から12ヶ月で、奨学金と住居が提供されます。

【参考ページ】Fellowships|American Antiquarian Society

アメリカの大学への進学を目指している方であれば、現地で働く未来をなんとなく思い描くこともあるかもしれません。アメリカで就職するのであれば、インターンシップ・フェローシップなどで実際に企業や組織で働く経験を積むことが何よりも大切。今のうちから、在学中にCPTやOPTの制度を利用してインターンシップなどに参加することを前提に、進学先も検討していくと良いでしょう。卒業の「先」を意識して入学することで、海外で学ぶ理由をより強固にできるはずです。


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※この記事でご紹介している内容は2024年3月31日現在の情報に基づいています。

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