海外大学進学情報

流れるプール、ビストロ、スキー場まで!アメリカの「すごいオプション」がある大学10選

大学のキャンパスは、人生の中でも貴重な10代後半から20代初めの4年間を、学び、生活する大事な場所。学びの内容はもちろんですが、それ以外にもキャンパスにどのような設備や環境が用意されているかで、大学生活が大きく違ってくる可能性があります。
とくにアメリカの大学は、基本的な衣食住にとどまらず、学内でレジャー、娯楽などすべての人間活動が丸ごと完結できてしまう施設・設備のキャンパスが多いのが特徴です。そこで今回は、日本では見られない大学の「すごい施設・設備」に注目し、取り上げてみます。もし入学したら、学生生活が4年では足りなく感じてしまうのでは、というほどの施設・設備も。学び+αで海外大学選びができるような観点として、考えてみてはいかがでしょうか?

アメリカの「すごいオプション」がある大学10選

1. ヤシの木の間を流れるプール!

ミズーリ大学(University of Missouri)

およそ5,000万ドルをかけて建設された293,000平方フィートの敷地をもつミズー・アクアティック・センター(Mizzou Aquatic Center)は、アメリカの有名な月刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」が全米No.1に選んだことでも知られています。
「タイガー・グロット」と呼ばれる施設は、ヤシの木陰に滝のある流れるプール、100台以上のカーディオマシン、ジャグジー、サウナ、ホットタブを備え、芝生にデッキチェアとリゾートムードを演出。スムージー、プロテインシェイクなどを提供する屋内・屋外のビーチクラブもあります。


2. 高級ビストロでコース料理!

ハイポイント大学(High Point University)

アメリカでも最も贅沢とも言われるキャンパスには、「ジーンズ禁止」の高級ステーキハウスがあります。学生は毎週ダイニングプランを使って、フィレミニヨンや鴨胸肉のソテーなどのコース料理を楽しんでいます。
ほかにも無料でアイスクリームを提供するアイスクリームトラック、無料のスナックを提供する映画館などがあり、自然豊かなキャンパスには複数のプールやホットタブが点在しています。


3. キャンパス内にスキー場!

ミシガン工科大学(Michigan Technological University)

キャンパスからわずか1マイル、大学内になんと本物のスキーリゾートがあります。全米で最も雪深い山の1つとされるモン・リプリーで、24のコース、112エーカーのクロスカントリースキー場、2つのチェアリフトなどを備え、基本的に学生は無料で利用できます。
また、大学のアウトドア・アドベンチャー・プログラムでは日帰りや1週間のハイキング、バックパッキング、カヤック、クライミングツアーが定期的に企画され、クリニックやセミナーなども整っています。


4. 全米でも高い評価を受ける18ホールゴルフコース完備

オクラホマ州立大学(Oklahoma State University)

ゴルフダイジェスト誌で5つ星を獲得した全米10コースのうちの1つであり、大学用では国内最高とも言われる18ホールのゴルフコース「カーステン・クリーク」を所有しています。2001年には450万ドルを投じてクラブハウスが建設されており、ゴルフストロークを分析・強化するための高度なビデオ録画機器を備えた屋内ゴルフトレーニング施設も完備しています。
また、全米イントラミューラル・レクリエーション・スポーツ協会から2005年に優秀スポーツ施設に認定されたコルビンレクリエーションセンターには、バスケットボールコート、カーディオシアタールーム、屋内外プール、ロッククライミングウォール、パッティンググリーン、ゴルフシミュレーターなどがあります。


5. 大学が運営する乳製品バー

サウスダコタ州立大学(South Dakota State University)

大学の酪農学科が運営するデイリーバー(乳製品を販売するショップ)では、週に約18,000ポンドの牛乳を消費するほど多くの乳製品を提供しています。ショップで販売しているのは、実際に学生たちが企画し、製造したバター、アイスクリーム、チーズ、ミルクなど。アイスクリームだけでも60種類以上を製造・販売しており、その味は州内でもトップクラスと言われるほど。アイスの人気フレーバーである「クッキー・アンド・クリーム」は、ここで発明されたとも伝えられています。


6. 気軽にアウトドアを楽しめる施設を運営

ウェスタン・ワシントン大学(Western Washington University)

セホムヒル植物園とベリングハム湾の間にキャンパスが位置。周囲には森林や滝、トレッキングコースなどもあり、多くのアウトドアアクティビティを楽しむことができる土地柄で、大学では学生、教職員、卒業生を対象としたアウトドアセンターを運営しています。自転車の修理ショップがあるほか、アイスピックから寝袋まであらゆるアウトドアグッズの貸し出しを行っており、カヤック、ロッククライミング、スキーのツアーも企画されています。
また、最先端の設備を備えたウェイドキング・レクリエーションセンターにはプールやロッククライミング、屋内トラックなどもあります。


7. 無料で食べ放題のダイニングホール

ケニオン大学(Kenyon College)

オハイオ州で最も古い私立大学であり、上質なリベラルアーツカレッジとして知られるケニオン大学。オハイオ州・ガンビア村のほぼ全域に広がるキャンパスは、森の中に100年超の歴史ある建物が点在し、「アメリカで最も美しい小さな大学のキャンパス」とも称されています。キャンパスの北部と南部にある学生寮の寮費には、いつでも自由に出入りできる食堂の費用が含まれています。追加費用はなしで、すべてのフードが食べ放題。テイクアウトも可なので、学生たちは食事に頭を悩ませる必要がありません。


8. 学生寮が高級感あふれる「コンドミニアム」

ボストン大学(Boston University)

大都市にある大規模な大学は学生寮が不足しがちな傾向がありますが、ボストン大学では4年間の寮生活を保障しているため、細長いキャンパスに沿ってたくさんの学生寮が建ち並んでいます。部屋タイプも外観も様々で、それぞれに個性的な学生寮が揃っていますが、中でも周囲の街並みが一望できる26階建てのガラス張りの学生寮には、専用バスルーム、ウォークインクローゼット、薄型テレビ付きラウンジ、防音音楽リハーサルスペース、空き時間をコンピューターで知らせる洗濯・乾燥機などが備わっており、まるで高級コンドミニアム。ボストン・グローブ紙では「地元の大学の景観を飾る最も豪華な学生寮」と評されています。


9. 最新のパソコンを無料で全員に支給!

シートンホール大学(Seton Hall University)

アメリカ最古のカトリック系私立大学として知られるシートンホール大学は、モバイル・テクノロジー・プログラムが充実していることでも有名です。新入生にはオリエンテーション時に、数十種類のソフトウェアとワイヤレス接続がプリインストールされた最新鋭のパソコンが支給されます。また、データ、音声、テキストプランがプリインストールされたスマートフォンも配布予定。ティーチングラーニングテクノロジーセンターでは、ノートパソコンやタブレット、携帯電話について詳しく学びたい人のための授業や、機器のメンテナンスも行っています。


10. スキーもビーチも同じ日に楽しめる!

ポモナカレッジ(Pomona College)

名門リベラルアーツカレッジとして名高いポモナカレッジには20年以上前からスキー・ビーチの日があり、学生を同じ日にスキーとビーチに連れて行く伝統があります。南カリフォルニアの気候のユニークさをアピールするために始まったもので、2月か3月に1日だけ授業が休講になる日があります。その日、学生たちは学校から支給されるバスに乗って、午前中は近くのマウンテンハイ・リゾートへ、午後はニューポートビーチでバーベキューを楽しむのです。


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※この記事でご紹介している内容は2023年4月28日現在の情報に基づいています。

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