海外大生体験談

海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー Hiyo K.先輩:アメリカ・ブラウン大学

先輩一人ひとりの海外大学を目指したきっかけ、進学を決めた理由や経緯に迫るシリーズ。第3回はアイビーリーグの一つ、アメリカのブラウン大学に進学したHiyo K.先輩の登場です。リサーチ大学でありながらリベラルアーツ大学のようにオープンカリキュラムで学べる、同大学での日々についても教えてもらいました。

 

目標は世界で通用する国際人。挑戦的な環境を求めて、海外大進学を決意!

 

今回の「ラボ協力隊」


Hiyo K.先輩

アメリカ ブラウン大学 1年生。中学生の頃から国連職員への強い憧れを抱くとともに、高い専門性や異文化理解力、英語力などが求められることから海外へ出て学ぶ必要性を感じていた。

 


 

Q. 「海外で学ぶのもいいかも?」と思い始めたのはいつ頃、どんなきっかけだった?

 

アメリカの高校で感じた世界の広がりが、海外進学を志すきっかけに。

 

中学2年生の夏休み、学校の課題でユニセフハウスを見学したのをきっかけに、将来は国連で働きたいという夢を抱き始めました。第一線で国際協力を行う方々の話を見聞きしたり、国連職員に必要なスキルや能力を調べたりしていくうちに、まだまだ未熟な自分を変えたい、日本から出て違う世界を見てみたい、と思うようになりました。

 

幸運にも、高校1年生の時に私の高校とアメリカの提携校との交換留学制度が開始し、そのチャンスをつかむことができました。その留学先では、授業スタイル、生活習慣、人々の価値観やバックグラウンド、何から何まで衝撃の連続でした。それまで「当たり前」だと思っていたことが崩れていく毎日がとても刺激的で、自分がいかに狭い視野で生きていたのかを目の当たりにしました。

 

高校留学中に仲良くなった個性豊かな友達たち

 

寮では、週末の夜にみんなで映画鑑賞していました

 

例えば、私の学校の授業では、先生の話を必死に板書するのが普通だったので、生徒が主体となって議論を進めていくアメリカの授業スタイルに最初はとても驚きました。また、留学先で出会った様々な人たちとの共同生活を通して、言語や価値観の壁を乗り越えていく感覚が、日本ではなかなか味わえない貴重な経験だと思いました。

 

こういった、日々新しい発見に溢れる留学生活を送る中で、もっと自分の視野を広げられる多様性のある環境に身をおきたいという思いが強くなり、進路先として日本の大学よりも海外大の方が魅力的に感じるようになりました。

 

 

Q.「国内ではなく海外で学ぶ!」という気持ちが固まった理由は?

 

自己成長と世界で通用する能力を目指して奮起!家族の応援も大きな力に。

 

          • <大きな決め手はこの2つ!>
          • ◆ 将来の夢や目標に関係していたから
          • ◆ 多様性のある仲間に囲まれてみたかったから

私の高校では、海外進学を目指す生徒はかなり少数派でした。同じように海外大(特に米国大)を志す仲間はほとんどいなかったので、心細く不安になることも多くありました。特に高3の夏頃は、周りのみんなが国内大学の模試や受験勉強に集中し始める中、私は海外大受験の準備をしていたので、「本当にこれで大丈夫なのか」と焦る気持ちだったのを覚えています。

 

しかし、それでもめげずに頑張れたのは、「絶対に海外大学に行きたい!」という強い想いがあったからだと思います。海外大に行きたかった理由は大きく二つありました。一つ目は、中学生の頃からの国連で働きたいという夢を念頭に、海外大に進学して世界で通用する国際人になるという目標があったことです。

 

とても漠然とした目標ではありましたが、当時の私は大学4年間で語学力のみならず、異文化理解やコミュニケーション能力を培いたいと考えていました。高校留学の際に学んだ、文化や価値観の異なる人々との相互理解の難しさと大切さを心に刻みながら、大学のよりダイナミックな環境で自らのスキルをさらに磨いて将来に生かしたいと思いました。

 

二つ目の理由として、進路先を考える上で、一番自分が成長できる環境はどこか、ということを大事にしていました。日本の大学も十分考慮した結果、海外大の方がよりチャレンジングで成長する機会が豊富だと思ったので、受験期で大変な時もその向上心で自分を奮い立たせることができました。

 

また、両親が私の選択を理解し応援してくれていたのも大きかったです。後から後悔しないためにも、目的を明確にし、親や身の回りの人ともしっかりと話し合って進路を決めることが大切だと思います。

 

 

Q. 短期留学や国内大からの編入ではなく、「入学〜卒業まで海外大!」を選んだ理由やメリットは?

 

4年間学ぶことで、深い関係性づくりやリソースのフル活用の実現を期待!

 

大学4年間という時間をフルに活用したいという気持ちから、長期留学を決意しました。入学〜卒業まで在籍することで、友達や教授とより親密な関係性を築けたり、大学での様々な機会やリソースの恩恵を最大限に受けられたりするというのが大きなメリットだと感じていました。

 

また、当時まだ学びたい分野が絞りこめていなかった私にとって、リベラルアーツ教育はとても魅力的でした。文理関係なく様々な学問を学べたり、複数の分野を専攻したりできる環境も、4年間かけて自分の学びを設計できる進学ならではの良さだと思いました。

 

 

Q. 進学前に感じていたメリットは、実際に海外で学んでみてどうだった?

 

自分から動くほどチャンスはつかめる。リベラルアーツ教育の良さも実感中!

 

実際に大学に入学してみて、最初の数ヶ月はリソースの多さに圧倒されました。入学直後のオリエンテーションや説明会で、1年生向けのサポートシステムやイベントなどの紹介がされたのですが、正直たくさんありすぎて必要なものとそうでないものの取捨選択が難しく、とにかく手当たり次第試しながら試行錯誤していたような気がします。

 

半年経った今でも、こんなのあったんだ、と新たに見つけることがあるくらい、大学はリソースで溢れています。もし正規生として進学せずに短期留学していたとしたら、「挑戦してみたかったけど時間が足りない…」となってしまうだろうなと思います。探そうと思えばいくらでもチャンスが転がっているので、それらを最大限有効活用できるように、積極的に情報をつかみにいく姿勢はとても大事なことだと学びました。

 

そして、リベラルアーツ教育に関しては、十分にその恩恵を受けられているなと感じています。毎学期どの授業を取るか自由に選べるので、1年生の秋学期は4つの授業を全て違う学部から取りました。

 

専攻を考える上でも、興味がある分野を存分に探究してから専攻を決められるので、自分の決断に自信を持てるのがとてもいいなと思います。自分の決断に自信を持てると、なぜその分野を学びたいかを明確にでき、モチベーションにもつながりますし、就職活動などで誰かに説明する際にもより説得力のある説明ができると思います。

 

いかがでしたか? 

中学時代からの夢が引き寄せた、高校での交換留学、そして海外大学進学。少数派の進路を選ぶHiyo K.先輩を支えたのは、将来の目標をしっかり見据えた強い意志と向上心でした。興味のおもむくまま様々な学部の授業を選択する様子からも、念願の大学で胸を躍らせ学ぶ姿が伝わってきました。

 

【海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー:シリーズ記事をチェック!】

Vol.1 Natsumi K.先輩:アメリカ・マウントホリヨーク大学

Vol.2 Subaru S.先輩:オーストラリア・トーレンス大学

Vol.3 Hiyo K.先輩:アメリカ・ブラウン大学(この記事)

Vol.4 Karin F.先輩:アメリカ・ポモナ大学

Vol.5 Ema H.先輩:アラブ首長国連邦・ニューヨーク大学アブダビ校

 

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※この記事でご紹介している内容は2023年5月2日現在の情報に基づいています。
 

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