海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー Natsumi K.先輩:アメリカ・マウントホリヨーク大学
様々な選択肢がある海外進学・留学。中でも日本の高校から海外大学へ直接進学するのはハードルが高いように感じますが、先輩たちがあえて国内ではなく海外を選んだ理由、正規学生として感じるメリットはどのようなことがあるのでしょうか。アメリカを代表する名門女子大学、マウントホリヨーク大学に進学したNatsumi K.先輩にお聞きしました。
幅広く学んでから専攻を深める。4年間の学び最大化を目指し、名門リベラルアーツ大学へ!
今回の「ラボ協力隊」
Natsumi K. 先輩
アメリカ マウントホリヨーク大学 1年生。興味の幅が広く、文理問わず横断的・多面的に学べるリベラルアーツの魅力に出会い米国大進学を決意。中学時代の留学経験も大きな後押しになった。
Q. 「海外で学ぶのもいいかも?」と思い始めたのはいつ頃、どんなきっかけだった?
きっかけは身近な先輩の海外進学。先生の勧めや関連情報を得て受験を決意!
高校1年生の頃、ボランティアを共にしていた先輩が海外大学に進学することを聞いて、海外大進学を意識し始めました。また、その先輩と共通の高校の先生に海外大進学の話をされ、本格的に海外大学進学のインフォメーションセッションなどに参加し始めました。
それまでは国内大学しか視野に入っていなかったため、初めは不安しかなく、数ヵ月迷っていました。ですが、いろいろな先輩方の話を聞いていくうちに私にもできるかもと思い始め、高校2年生の時点で海外大受験を決めました。
Q.「国内ではなく海外で学ぶ!」という気持ちが固まった理由は?
興味に従って横断的にとことん学べること、海外生活で得られる学びの大きさが決め手。
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- <大きな決め手はこの3つ!>
- ◆ 海外でしか学べないことがあったから
- ◆ 将来の夢や目標に関係していたから
- ◆ 日本とは違う環境に身を置いてみたかったから
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私は高校時代、心理学・神経科学を大学で学びたいと考えていました。ですが、国内大学ではこの2つの学問を同時に専攻できないことがネックでした。さらに、どちらの学問も海外の方が発展していることを知り、気持ちが固まりました。
また、日本のほとんどの大学では心理学が「文系」とされていますが、私は心理学を文系理系と定めるのではなく多方面から学びたいと思っていたため、そのような教育制度のある海外を選択しました。
中でもアメリカを選択した理由は、主にリベラルアーツ教育が採用されていることが理由です。受験する国を選ぶ際、イギリスなども考えていたのですが、イギリスでは1年時から専門的に自分の専攻を3年間でしっかり学ぶというスタイルなのがひっかかりました。当時、大学に入学してすぐ心理学を3年間学ぶという覚悟はまだなかった私には、その選択はリスクがあるように感じたのです。
それに対しアメリカでは、まず自分の興味のある授業をとことん受けられて、それから専攻を決定してしっかり専門性のある学びができるという点に魅力を感じました。
日本とは違う環境に身を置いて学びたいという想いも大きかったです。その背景にあるのは、中学時代の留学経験です。英語を学んでほしいという親の勧めから、ニュージーランドのオークランドで現地校に通いながら2年半ホームステイしていました。
留学自体は私自身の選択ではなかったため、当初は英語を話すことができず精神的にとても辛かったのですが、現地校の先生やホストファミリーに英語の学習を手伝ってもらい、徐々に話せるようになりました。英語でのコミュニケーションがある程度できるようになってからは、留学生活が楽しくなり、今では本当に価値のある経験だったと感じています。
間違いなくこの経験がなければ、国外で学ぶことの価値を知らず、英語も話すことが出来なかったと思うため、海外大学進学は目指していなかったと思います。何より、留学を通して視野が広がり、海外に住むことで日々学びがあるということを知りました。大学では勉強面だけでなく生活面でも毎日学びたい、日本を出て海外大学に行きたいという思いが強くなりました。
Q. 短期留学や国内大からの編入ではなく、「入学〜卒業まで海外大!」を選んだ理由やメリットは?
正規学生だからできるリソースのフル活用!幅広く学んで専攻決定できるのも魅力です。
4年間海外の大学にいることで、その大学の学生としてのメリットをより多く受け取れると感じたからです。例えば、教授の研究の手伝いやインターンなど、短期留学などでは限られてしまうリソースが、4年間正規学生の場合はさらに活用できます。
特に、周りに他の大学があると、自分の大学以外の恩恵を受けられることも期待できます。マウントホリヨーク大学は、スミス大学やアマースト大学など近隣の大学と協定を結んでいるので、お互いの大学の授業を取れたり図書館を使えたりなど幅広くリソースを活用できます。さらには、近くの大学で自分の興味がある分野の研究を行っている教授を、自分の大学の教授から紹介してもらえるなどもあります。
また、前述したように海外には専攻を2年まで決定しなくて良いという制度がある大学が複数あります。最初は一つの分野だけでなく、いろいろな分野を勉強してみてから専攻を決めたいと思っていたため、海外大学に入学をしたいと思いました。
Q. 進学前に感じていたメリットは、実際に海外で学んでみてどうだった?
授業の質の高さを実感。少人数、ディスカッションベースで学びの刺激が多い!
期待通りでした!思いのほか、1年生でもすでに専攻を決め、研究の手伝いを行ったり、インターンしたりしている学生は多いです。しかしその反面、専攻を決めていない学生もかなり多く、最初の数学期は自分の学びたいことを見つけることを目標にしている学生が多いです。
また、実際に通ってみて知ったメリットは授業の質の高さです。ほとんどの授業が少人数、ディスカッションベースで、毎回いろいろな学生の意見を聞きながらアウトプットを通して学ぶことが多いです。
いかがでしたか?
身近な先輩の海外進学がきっかけになったNatsumi K.先輩。中学時代の留学経験が大きな後押しになったものの、最初はやはり不安。少しずつ海外大の情報を集め、自分の目指す学びのありかたとすり合わせていく中で覚悟を決め、納得のいく進路を選び取っていった様子がうかがえました。
【海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー:シリーズ記事をチェック!】
Vol.1 Natsumi K.先輩:アメリカ・マウントホリヨーク大学(この記事)
Vol.2 Subaru S.先輩:オーストラリア・トーレンス大学
Vol.5 Ema H.先輩:アラブ首長国連邦・ニューヨーク大学アブダビ校
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