海外名門大に留学中の先輩が試した!役に立った! TOEFL®得点アップ術 ~カリフォルニア大学バークレー校 Misato O.先輩~
海外大を目指す多くの人にとって“最初の難関”ともいえるTOEFL®。海外大専願のMisato O.先輩は、当初はTOEFL®とSAT®を自分で勉強していたものの、思うように得点が伸びず悩んだ時期もあったそうです。苦手だったポイントとその克服のきっかけについても教えていただきました。
英語4技能をまんべんなく問われる長時間の試験。海外進学を少しでも考えるなら早めに対策を!
今回の「ラボ協力隊」
Misato O.先輩
アメリカ カリフォルニア大学バークレー校 1年生。
コロナ禍の休校期間に進路を考え直し、海外進学を決意。行動経済学・開発経済学、データサイエンス領域での強さ、リサーチの機会の多さなどが進学先の決め手になった。
Q. TOEFL®ってどんな試験?実際に受けて感じた特徴を教えてください!
長時間の集中力が求められる4技能テスト。ポイントを押さえた対策と慣れが必要!
TOEFL®の特徴といえば、4技能で、テスト時間がとても長い!ということ。読む・聞く・話す・書くという英語の4技能、それぞれをじっくり問われるような感じです。英検も同じく4技能型ですが、1次の筆記・2次のSpeakingと試験日が分かれています。でも、TOEFL®は一度に4技能すべての試験に取り組んで、トータル約3時間!試験の内容だけでなく、この長さに慣れるのも大変でした。
でも、まったく歯がたたないということもなく「ポイントを押さえられれば高得点も狙える!」とも感じました。そしてポイントを押さえるためには、とにかく慣れも必要だと思います!
Q. TOEFL®の具体的な対策として、どんなものを使って勉強しましたか?
情報収集から演習までネットをフル活用!GLC受講や友達とのSpeaking練習もオススメ。
YouTubeを見て勉強していました。よく使用していた動画は、YouTuberが質問者役を務めていて自分がそれに答えるもの、そしてTOEFL®スコアアップのコツを紹介しているものです。前者の動画は、実際と同じ制限時間で質問に対する解答を考え、与えられた時間内に答える練習をするのにとても役立ちました。コツ紹介の動画でも、いろいろな裏技を学ぶことができました。
また、TOEFL®とSAT®の点数が思うように伸びず悩んでいたときに、テスト対策を行ってくれるオンラインの塾に通いたいと思いインターネットで検索しました。そこでGLC(ベネッセのGlobal Learning Center)を発見し、TOEFL®対策講座を受けたこともスコアアップに役立ちました。
GLCの対策講座では、TOEFL®の受験者がどのようにパソコンと手元にあるメモを同時並行で使っているのか、どのように問題を解いているのか、また受験に当たっての注意点なども学ぶことができました。受講前は自分でTOEFL®のテキストを買って勉強していたのですが、目標スコアに向けて何から手を付ければよいか分かりませんでした。しかし、授業を受けて効率的に勉強できるようになったと思います。
さらに、オンラインのプレテストも解いていました。Speakingに関しては、同じくTOEFL®を受ける友達と一緒に問題を出題しあって練習していました。友達と練習することによって、緊張していてもスムーズに解答する練習ができたり、友達の解答を聞くことで新しい解答方法を学んだりすることができました。
Q. 4技能(Writing, Listening, Speaking, Vocabulary)のうち、特に弱点だったものと対策は?
弱点克服のカギは、テンプレート活用。論理の抜けがない文章力をつけてスコアアップ!
私の弱点はWritingでした。問いに対する答えを論理的に書くことが重要というのはわかっていたものの、具体的にどう構成すればいいかコツがつかみきれず、自ずとスコアも伸び悩んでいました。
しかし、Writingのテンプレートをネットで発見し、それに沿ってエッセイを書く練習をすることでスコアが伸びていきました。テンプレートを使用する良さは、抜けることなく主張を文章化できること。テスト本番で焦っていても、押さえるべきポイントは抜け漏れなく書ききれるので、緊張が点数に表れることはなかったです。
Q. TOEFL®対策と海外大受験の両立は大変そう。どうスケジュールを立てた?
やっぱり早めの対策がカギ。高2までにスコアを揃えられると、エッセイに集中しやすい!
TOEFL®、そしてSAT®は早く勉強を始めるに越したことはないと思います。TOEFL®は何度も挑戦できる良さはありますが、学校のテストもあるし、受験シーズンが近づくとエッセイなどの準備でかなり大変です。
私が考える理想的なスケジュールは、高2の間にTOEFL®とSAT®の目標スコアを取り終わること。そうすれば、高3は各大学の出願に向けてエッセイに集中できるので良いと思います。
いかがでしたか?
本格的な受験期に入ると、海外大に提出するエッセイなど出願準備で大変忙しくなります。さらに国内大併願の場合は、その受験勉強が重なることに。TOEFL®は国内大入試においても活用が拡大しているため、まだ具体的でなくても海外大を目指してみたい気持ちがあれば、少しずつ勉強を進めておくと良さそうです。
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アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校 Misato O.先輩(この記事)
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