やってわかった!留学にマストな手続きをスムーズにするコツ① 部屋探しは早めが勝ち!
いざ海外進学・留学が決まり、海を渡ったら待ったなし。学生生活をスムーズにスタートするには、合格通知など入学が決まった「後」の手続きや段取りが重要です。海外進学・留学を実現した先輩たちもこなしてきたという“マスト手続き”は、どんなものがあるのでしょうか。少しでもスムーズに進めるコツもお聞きします。
初めての手続きは緊張したり、思い通りにいかなかったり。無用に焦らないように早め行動を意識!
今回の「ラボ協力隊」
Lilia T.先輩
アメリカ カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(California State University, Los Angeles)を卒業。コミュニティカレッジのフットヒルカレッジで芸術・コミュニケーション学部 音楽テクノロジー専攻で2年間学んだ後に、カリフォルニア州立大学へ編入した。文芸学部テレビジョン・映画・メディア学専攻。
Q: 渡米に向けて、いつから、どんな“マスト手続き”を進めた?
渡航に不可欠なパスポート・ビザは早めに申請。実は現地でも様々な手続きあり!
渡航前の準備がほとんどと思われるかもしれませんが、実は現地に着いてからも、いろいろとマストな手続きがありました。
渡航前
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- ・パスポートの取得
申請時期によっては混んでいて取得が遅くなることがあります。私はパスポートを持っていなかったので、渡航する前年の夏ごろに取得しました。
- ・パスポートの取得
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- ・ビザ申請
正確な時期は覚えていませんが、こちらも遅れると大変なので早めに申請した覚えがあります。 - ・健康保険の加入
- ・航空券の購入
あまり直前に購入しようとすると値段が高くなるので、ビザ申請〜発給の間に購入したような気がします。 - ・海外で使えるクレジットカード・キャッシュカードの作成
- ・住む場所探し(渡航前)
- ベネッセ海外留学センターから語学学校の寮のプラン(食事、部屋数、ルームメイトなど)や場所についての資料をもらって、渡航後の最初の住まいを決めました。私が選んだのは2人部屋の寮で、食事なし。ルームメイトやハウスメイトについての事前情報は無く、アメリカに着いた日に初めて会いました。また、語学学校までは徒歩で通っていたのですが、着いた日にアパートメントのオーナーさんが私たちを車に乗せて語学学校までの道を案内してくれました。
渡航後・入学前
・現地の携帯電話番号の取得
日本から、アメリカでもデータが使えるプランの携帯を持っていったのですが、学校や銀行など、いろいろな手続きにアメリカの電話番号が必要だということがわかったので、現地の電話番号を取得しました。当時持っていた携帯はSIMロックがかかっていたので、現地の携帯ショップでSIMカードと安いスマホを購入しました。
・入学許可書の受け取り
私は高校卒業後に渡米して、最初に語学学校に通っていました。同年9月から進学予定だったコミュニティカレッジ(2年制大学、通称コミカレ)の入学許可証は、在籍していた語学学校に届いたのでそこで受け取りました。
・銀行口座の開設
渡航後1〜2ヵ月の間に現地の銀行口座を開設したと思います。開設後はこの銀行口座のキャッシュカードとクレジットカードをメインに日々の買い物や授業料の支払いなどをしていました。
・住む場所探し(渡航後〜コミカレ入学前)
通学の利便性を考えて引っ越し。コミカレ入学の2〜3ヵ月前位から探し始めました。
・入学する学校にて“Placement Test”を受験
英語と数学のテストを受け、自分がどのレベルに割り振られるのかを知ります。この結果に基づいて、入学後は英語と数学の授業を取ります。
Q: 特に手間取ったor困った手続きは、どうやって乗り切った?
困ったときはお互い様。境遇の近い友達に相談、協力を頼んでみよう!
- ● ビザの申請(渡航前)
初めてのビザの申請だったので、とても緊張していました。事前にネットで調べたら、いくつか英語で質問されるとのこと。想定される質問とその答えを英語で言えるように準備し、申請の当日はアメリカに行く予行練習だと思い臨みました。
- ● 携帯電話の契約(渡航後)
渡航前は、日本の携帯電話番号しかなくても、現地でデータが使えれば生活していけると思っていたので、携帯プランを契約するつもりはありませんでした。ですが、語学学校でのイベントの申し込みや銀行口座の開設、学校やクラスメイトとのコミュニケーションには、現地の電話番号がなくてはならない存在だと気づき、取得しました。
何もわからなかったのですが、ある時一緒に買い物をしていた留学生の友達たちが事情を理解してくれて、その日のうちに一緒に携帯ショップへ行き、プランを選ぶ際も隣にいて契約を手伝ってくれました。その時はまだ自分のリスニングとスピーキングに足りない部分があったので、その子たちがいてくれてとても心強かったです。
- ● 住む場所探し(コミカレ入学前)
語学学校のときに住んでいたところは、入学予定のコミカレに通うには遠く、車がないと不便な距離だったのでコミカレ近くで住む場所を探しました。
コミカレには寮はなかったので、自分で部屋探しをすることに。キャンパスから大体バスで15〜20分圏内で見つかるといいなと思っていたのですが、どこも家賃が高く、なかなか良い場所が見つかりませんでした。そこで、語学学校で同じコミカレに行く子たちと部屋探しをし、シェアハウス・シェアルームをして住むことに決めました。
Q: 手続きのコツ、気をつけておいたほうがいいことは?
入学シーズンの部屋探しは争奪戦、早めに動いて。うますぎる話には要注意!
個人的には、手続きの中でも特に住まいを探すのは苦労しました。入学後、寮ではなく自分で部屋を探す場合は、早め早めの行動をオススメします。入学シーズンになると他の子たちも部屋探しをするので、自分が候補に入れていた場所も入居者が先に決まってしまうなど、計画通りにいかないこともあります。
私は語学学校の掲示板を見て部屋を探したり、Facebookのコミカレの留学生や住居情報のグループに入って、入居者を探している投稿をチェックしたりしていました。もし自分で探す場合はそういった掲示板・SNSを活用することをオススメします。
また、家賃などの条件がすごく良い(不自然なくらいに)と思ったら、嘘や詐欺の投稿だったということもあるので気を付けてください!
いかがでしたか?
初めてのビザ申請、海外での部屋探しなど、わからないことが多く緊張してしまうことは特に早めに行動したLilia T.先輩。ネット検索やSNSを活用して情報を集めつつ、壁に当たってしまうときは友達の手助けを得るなど、リアルなネットワーク力を上手に活用している柔軟さが印象的でした。
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