留学の充実度が決まる!?海外大進学中の住むトコ事情② ~住み心地や住まいのお気に入りポイントは?~
前回より留学中に住む環境についてシリーズでお届けしています。寮やシェアハウスで住む先輩たちも実際に住んでみて分かった生活や自分に合っているのかなどが分かったはず。そこで今回は、住んだ後に感じたことや気にいっていることなどをお話しいただきます。
今回の「ラボ協力隊」
Hayate M. 先輩
アメリカ ウェズリアン大学(Wesleyan University)4年生。
自分が出会ったことのない環境に浸り、知らない文化背景を持つ学生や教授と共に真剣に学びたいと感じ海外進学を決意。現在、The College of Social Studies(歴史学・経済学・政治学・哲学などを統合した学部)、Russian, E. European, and Eurasian Studies(ロシア・ヨーロッパ・ユーラシア研究)のダブルメジャーで勉強中。
Emika F. 先輩
アメリカ ノックス大学(Knox College)3年生。勉強内容、生活環境から自分がより成長したいと思ったのが、海外留学のきっかけ。現在は教育学を専攻している。
オランダ ライデン大学 3年生。国際政治に興味があり、リソースや論文の量が日本語より英語の方が圧倒的に多いため、英語で学べる環境の大学に行きたいと考えていたことが海外進学のきっかけ。現在国際政治学(Governance, Economics and Development)を専攻中。
アメリカ ダグラスカレッジ 卒業生。英語が小さい頃から好きで将来、英語を使った仕事に就きたいという思いから自然に海外進学を決断。4年生大学への編入や就職時に外資系企業での仕事を見据え、カレッジ在学中にメジャーをHospitalityからBusinessという幅広い分野に変更。
Haruka T. 先輩
Q. 住んでいる寮や、シェアハウスの住み心地、お気に入りポイントを教えて下さい!
Hayate M. 先輩
寮のルームメイトと生活ルールを作ったことで、ストレスは無く住み心地はとても快適でした。
アメリカの寮生活では、ルームメイトやハウスメイトがいることが多いと思います。経験からも特に一年生の時は、快適な寮での住み心地を築くには、ルームメイトとの関係づくりがとてもとても重要だったりします!
私が一年生の時のルームメイトは、韓国からの留学生で、同じアジア圏ということもあって文化的に気が合うところが多く、“部屋では靴を脱ぐ”などのルールを作ったり、一緒に炊飯器を買ったりしました。おかげでお互いに気をおけない仲になることができとても快適に過ごすことができました。
また、お気に入りというか、住んだ後に“良かった!“と感じた点は寮の場所。寮とキャンパスのロケーションもとても大事で住み心地に大きく関わります。なぜなら授業や勉強時間の確保に忙しい毎日だから!です。実際毎日の大学生活は授業時間を中心に回っていたので、できるだけキャンパスの中心部から近い寮を選びました。その判断は結果的にとても良く、授業に行きやすかったり、図書館が近くにあったりすることで勉強のしやすさにとても良い影響をもたらしてくれました!
寮のラウンジで談笑をしているときの様子
Emika F. 先輩
同じ大学で学ぶことを共有し合える仲間がいるのは、全寮制だからこそ!です。
私の大学は全寮制で、数ある寮に学生は皆それぞれ住んでいます。大学自体がとても古いので、全体的にどの寮も建物が古いです…。なので、住居の住み心地には最初からあまり期待せずに入居しました。期待値を低くしていたからなのか?(笑)分かりませんが、特に我慢できないようなポイントは今のところ見当たりません。
もちろん一人一部屋ではなくルームメイトがいます。完全なプライベート空間とは言えませんが、広さも十分なので勉強をする場所としても、自分の好きなことをするにも個人の時間を持つにはとても良い環境かなと思っています。また、ルームメイトと授業や日々の出来事についてシェアできる関係性にあるのはとても良くて同じ大学の寮ならではだなと気に入っています。
にぎやかな寮と静かなシェアハウス。お気に入りポイントも住めば変わります!
私が最初住んでいた寮では、寮のイベントが盛りだくさんでした。寮には、フロアごとにリーダーがいて、彼らがイベントを企画してくれていたのでフロアごとの絆はとても深く楽しい関係を築けていたのが良かったです。場所も駅近くでしたし、仲間もたくさんいて毎日にぎやかでした。 今住んでいるシェアハウスでのお気に入りポイントは、“静かなところ”。前は駅が目の前だったので、日中は賑やかで良い面もありますが、うるさく感じることもあり、たまに電車の音も気になっていました。今住んでいる家は、駅から離れたところなのでゆっくり音を気にせず過ごし、ゆっくり存分に寝れています。
Haruka T. 先輩
住み心地はハウスメイトとコミュニケーションを怠らないこと!共同生活の大事な点です。
バークレー大学に通っていた時に4人と一緒にシェアハウスをしていたのですが、その家は想像していたより意外と!?住み心地が良かったです。まず、何より家賃が安かったこと。いつも夜中まで図書館で勉強して家に帰って寝るだけ…ような生活だったので、とにかく安いということがありがたかったです。
シェアハウスならではのハウスメイトとよい関係を築くことについては、ハウスメイトが食器を洗わなかったり、シャワーを2時間も使ったりすることもあったのですが、できるだけ気になったら早めに話し合うようにしていました。でも、疑い過ぎても良くないので、早まってしまわぬよう(もしかしたら私が見たのはたまたまかもしれない!ので)2回以上同じ問題が起きたら、声をかけて確認をするようにしていました。
互いに溜め込むことなくコミュニケーションをしっかりとることは、みんなが心地よく住む上でとても大事なことだと思いますし、そうすることで実際、大きな問題にもなりませんでした。
シェアハウスは、人と住む楽しさもあり、生活を通して自己管理力も身につきます!
シェアハウスなので、ハウスメイトは同じ大学生なわけではなくそれぞれ状況や環境、生活が違います。メンバーも都度入れ替わりで変わりました。ハウスメイト達と仲良く暮らすために学校やバイト以外で交流できる場として、お家で一緒にご飯を作ったり、会話をしたりして楽しんでいたので住み心地は良かったです。
でも基本はみんな帰ってくる時間も違えば、ライフスタイルは違うので、一緒にハウスメイトと過ごすのはたまに…の話なので、毎日のご飯や掃除などは全て自分の管理になります。私は渡米するまで実家暮らしだったので、一人で住むといった経験がなく、自分のことを自分で全てやるということが初めてでした。なので、自分で食事をつくったり、掃除をしたり、金銭面での管理能力や計画性はこの経験から身につきました。
私が住んだ家は、大家さんも優しい方で、重い荷物があるときは車で送ってくれたり、手料理のお惣菜やお庭でとれた果物をくれたりしました。また、住んでいて心配ごとや不安なことがあるときは親身になって話を聞いてくれたので完全な一人暮らしのような感じではなく精神的にもとても心地よい場所でした。
いかがでしたか?
全員の先輩に共通していたのは、ルームメイトやハウスメイトとの関係性が居心地に大きく関係すること。一人暮らしとは異なる寮やシェアハウスならではのポイントでしたね。先輩たちは、一緒に住む人たちと共通のルールを設けたり、話し合いをしたりと気持ちよく住んでいくための方法を見出していました。次回は
寮やシェアハウスでのどんな交流やイベントがあるのかをおうかがいします。
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