海外大生体験談

留学先の国選び 国&街のここに“キュン”ときました!④ ~オランダ・ハーグ~

先輩たちが進学先の国や街について語ってきたこのシリーズも今回が最終回。最後はMika T.先輩が語るオランダ・ハーグです。進学先としても珍しい国を選んだ背景や先輩から見た街の魅力とはどのようなものなのかを語っていただきます。

 

 

治安が良く、国際色豊か、街の歴史や文化にも触れられる大満足な学生生活。 英語での学びにこんなに集中できる環境って、“他にない!”と思います。

 

今回の「ラボ協力隊」


 

Mia T. 先輩

 

 

オランダ ライデン大学 2年生。国際政治に興味があり、リソースや論文の量が日本語より英語の方が圧倒的に多いため、英語で学べる環境の大学に行きたいと考えていたことが海外進学のきっかけ。現在国際政治学(Governance, Economics and Development)を専攻中。

 

 


 

 

Q. 先輩が選んだオランダ、ハーグの魅力はどんなところに魅力を感じたのですか?

私がオランダを選んだのは、インターナショナルな環境で国際政治を学びたいと思ったのと、第一言語が英語ではない環境で英語を使って学べることも良いなと感じたからでした。オランダの中でもハーグ市を留学先に選んだのは、国際色豊かな街の中にヨーロッパ特有の古風な雰囲気が楽しめると思ったからです。実際に住んでみて、治安が良く、なんでも揃っていて、交通便も凄く良くて過ごしやすい街だと思いました。人も穏やかでとっつきやすくて優しいです。

 

日本ではオランダといえばアムステルダムが有名かと思いますが、ヨーロッパ最大と言わるような青空市場があったり、芸術の街としても有名で治安の良さから観光地としても知られています。美術館も多く、フェルメールが描いた<真珠の耳飾りの少女>は、ハーグの「マウリッツハイス美術館」に飾られているんですよ。そして実は、オランダの行政関係の首都機能はハーグにあります。

 

あまり留学先として考える人も少ないかもしれませんが、海外進学といえば!の英語で学べることも叶いますし、人種も文化も多様な環境に触れられて、歴史ある街の雰囲気も味わえ、しかも政治の動きをオランダでは一番に感じられる、しかも治安が良くて人も温かい…ハーグは、刺激的で有意義な学生生活を送ることができます。

 

長期休暇になれば気軽に他の国に気軽に旅行できるので、そこも魅力的です。コロナで規制がかかる前には、秋休みはトルコ、冬休みはベルギー・チェコ・イタリア・ギリシャに友達と行っていました!日本からだったこんなに簡単に色んな国に行けないよな…と感じてます。

 

真珠の耳飾りの少女

学生は数ある美術館を巡るパスポートみたいなのを買うと

安く何度でも美術館に行けるのでお得です。

 

Q. 進学前に街や住む場所など、日本からどのように情報を集めましたか?

私の場合、実は自分がこの先3年間も住むことになるこの街についてほとんど調べていませんでした!笑

 

唯一確認したことは治安が良いかどうかぐらいで、現地に行って“その環境に適応しよう!“ぐらいに思っていました。治安が良いというのは、ネットなんかで見てちょっと調べたぐらい…。大学の情報は調べていたんですけど、行き当たりばったりでも治安が大丈夫であればなんだか生きていけそうな気がしていました。

 

なので実は、特に情報は集めていませんでした!

 

何とかなりましたけど、皆さんには調べておくことをオススメします。でも、調べてなかったからこそ、イメージと違ってがっかりする…なんてことが無いので、私のように身の危険が無いかだけは調べておいて、後は現地で適応していくということも重要だと思います。

 

 

 

Q. オランダ ハーグならではのならではの楽しみどころ、先輩のお気に入りスポットを教えてください!

シティの中でも“古風なヨーロッパ“を楽しめるところだと思います。また、都会と自然を同時に堪能できるところも魅力です。都会なのに”森“と呼ばれる公園があって、野放しの鹿がたくさんいたり、鳥のさえずりを聞けるような自然を満喫できる公園です。

 

電車に乗って15分行けば、オランダでも有名なスヘフェニンゲンビーチというに行くことができます。そこまで混んでなくゆったり海を楽しめるビーチで地元の人には人気の憩いの場です。

 

ちなみに私のお気に入りスポットは、駅前にある公園です。勉強に疲れると必ずそこにお散歩に出かけ、可愛い鹿を見て癒されています。また、少し歩きますが、家から近くにとても美味しいジェラートショップがあるので、良く友達を誘って行っています。おすすめはHazelnuts味です。ハーグでおいしそうなジェラートショップを見かけたら是非試してみてくださいね!

 

 

私の一番のお気に入りスポット、駅の目の前にある公園

この日は読書をしに行きました。Kindleのアイコンを意識して木の下で読書した一枚です(笑)。

 

寮からの景色

右側に映っている高いビルたちとは違って、左側は古風な家が並んでいます。

朝日に照らされて、オレンジ色に染まるビル達がとても綺麗だったので思わずパシャリ。

 

 

Q. 実際に住んでみて、オランダ ハーグの街がイメージ通りだったこと、想像と違ったことはありますか?

自分が進学をしたらぜひ肌で感じたいと思っていた国際色豊かな環境や、どこにいっても英語が通じることはイメージ通りでした。一見現地の言葉しか話せなさそうなマーケットでも英語で話しかければ英語で返してきてくれるので、街の人ともコミュニケーションが取りやすいですね。

 

イメージと違ったことかどうかは分かりませんが、思った以上に風が強かったことです。特に高いビルが多いのでビル風が発生しやすく、毎日が台風のように感じます。歩いている時に吹き飛ばれそうになることもしばしば…です。

 

私の友達は傘をさそうと思って開けた瞬間、取っ手しか残らなかったそうです…笑!他の部分は一瞬で吹き飛ばされるほどの威力…これで風の強さが分かっていただけると思います。

 

 

Q. 行ってから気づいた、事前に知っておきたかったことってありますか?

調べておけばよかったこと…それは、間違いなく気象情報!です。

 

まず、夏以外は“ほとんど曇り×暴風“の毎日になります。なので、たまに晴れるとみんな揃って外出します。

本当に晴れている時間は貴重!また、夏は日が長く、夜10時ごろまで明るいこともあります。逆に冬に近づくにつれて日が短くなり、午後4時にはもう真っ暗になります。そのため、秋から冬にかけてメンタルを崩す学生もいます。

 

私もモチベーションが下がったり、やる気が出なかったりすることがありました。天気によって気分が大きく変わる方は、このことを先に知っておくと良いかもしれません。

 

 

いかがでしたか? 

Mia T.先輩が選んだ海外進学先のオランダ。ハーグの街の雰囲気までは知らない方も多かったのではないでしょうか。Mia T.先輩のお話を聞いていると、自然も人もリラックスできる環境が整っていて、美術館が多いなどの楽しめる要素も多く、住み心地がよさそうですね。他の先輩たちと共通していたのは、意外にも天候のことでした。天候情報は生活や体調に大きく影響することなので、学ぶ内容に比べると優先的な条件にはならないかもしれませんが、学びの環境を整えるための大事な要素であることが分かりました。

※この記事でご紹介している内容は2021年8月3日現在の情報に基づいています。

 

ベネッセでは、グローバルな進路を実現する多様な学習プログラムをご用意しています。丁寧な個別カウンセリングをもとに、あなたの希望に合わせた、「あなただけの海外留学・進学」をプロの知識と経験でしっかりサポートします。

自分に合う国選びについても、専門スタッフに相談いただけます!

お問い合わせはこちら

 

 

 

 

LINE UP

海外、国内を問わず、グローバルな進路を実現する
学習プログラムをご用意しています