海外大生体験談

留学先の国選び 国&街のここに“キュン”ときました!① ~カナダ・バンクーバー~

今回から “海外進学先の国・街をどう選ぶか“についてシリーズでお届けします。先輩たちがどのように国や街を選んだのか、また実際に進学した後に感じた魅力とはどのようなものだったのか、4人の先輩たちに登場いただきご自身のご経験を語っていただきます。

 

 

山や海の大自然と都会のバランスがとれる街、バンクーバー。人の温かさも魅力です。

 

今回の「ラボ協力隊」


 

Natsumi T. 先輩 

 

カナダ ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Colombia)3年生。海外の文化への興味から実際に多文化社会で勉強したいと思い海外進学を選択。現在、Psychology (心理学)を専攻中。

 

 


 

 

Q. 先輩がカナダ、バンクーバーを選んだのはなぜですか?

まず、進学する国としてカナダを選んだのには、治安と学費と教育のレベルの面でした。

治安は比較的良い方だと言われていますし、教育水準ではアメリカの有名大学とほぼ同じで

あっても英語圏の中では学費が安いというのが理由でした。

 

そして、カナダを選んだ大事な理由がもう一つ。住むにあたって外せなかったのは、自然環境でした。

なんと言ってもバンクーバーは環境が私にとってとても理想的なんです!

 

​まさに“都会にある緑のオアシス”と言われる”スタンレーパーク”という大きな自然公園をはじめ、

大学の周りやバンクーバー全体がたくさんの自然で溢れています。海に囲まれていることもあり、山、森、海のすべてが楽しめます。

 

それに加え、都会の部分も身近にあるのも魅力的です。町の中心のダウンタウンは、広大な自然を感じる”スタンレーパーク”から車でたった5分(そこまでかからないかもしれません)!自然と都会が隣り合って共存する街…それがバンクーバーです。

 

また、人々もとても温かいんです。バスを降りるとき、ほとんどの人が“Thank you!”と運転手さんに言ってから降ります。後ろの方のドアから降りる際にも、運転手さんが到底見えないだろう距離であっても

みんな大声で感謝を告げてから降ります。はじめは人々が叫ぶたびに何事だ!?とびっくりしていましたが、

それが“Thank you”だと知り、とても温かい気持ちになりました。

そんな自然や人に親しみを覚えられるような街、バンクーバーを選びました。

 

 

 

Q. 進学前に街や住む場所など、日本からどのように情報を集めましたか?

私は本当にYouTubeをよく見る人なので、海外在住の人の動画を見ることで町や大学の雰囲気をよく見ていました。文字情報だけで見るよりやっぱり動画で見る方が一見にしかず、です。観光としても、”世界の住みたい街”としても有名なバンクーバー”なので、バンクーバーで検索するだけでも情報がいっぱい掲載されていて、留学している人が留学生活の動画などもあげてくれていたりもします。

 

後は、基本的なことはインターネットで気候や観光地を調べたりもしましたし、実際にその大学に通う方に質問のメッセージを送らせてもらったりも!やっぱり長年住む街になるので、いろいろな方法で調べていました。

 

Q. バンクーバーならではの楽しみどころ、先輩のお気に入りスポットを教えてください!

バンクーバーで楽しめるのは、やはり一番は自然と都会の共存だと思っているので、”ショッピングモールでの買い物”と”ビーチや公園に行ってリラックス”。どちらも徒歩で十分遊べる距離感にあります。

 

留学生活では、娯楽の一つとしてビーチで遊ぶ人が多いと思います。大体どこのビーチも過ごしやすくて良いですが、中でも、ダウンタウンにある“English bay beach”はアクセスが結構良いのでオススメです。

 

公園を散策するなら”Queen Elizabeth Park”が広大で、バラ園などもあってとてもきれいだと思います。

買い物はダウンタウンやリッチモンドという町がオススメ。さらに”Main Street”という通りや”Kitslano”という地域にもおしゃれな雑貨屋さんやおいしいご飯屋さんが多く並んでいるので楽しめると思います。

 

 

 

晴れの日のピクニックは最高です!

 

夕暮れのビーチに行くととてもきれいな夕日が見られます。

 

Q. 実際に住んでみて、バンクーバーの街がイメージ通りだったこと、想像と違ったことはありますか?

自然が多いことと街の雰囲気は、事前に調べていた通りでした。多くの情報を動画でチェックをしていたのもあって、イメージがそこまで違わなかったのかもしれません。でも動画で見るより自然などははるかに素晴らしいところでした!

 

イメージと違ったこととしては、危ない地域があることです。

やはりマリファナが合法ということもあり、ダウンタウン近くや他にも友達に気を付けるべき場所を教えてもらい行かないようにしています。

 

たまたま昼の明るい時間帯に治安が良くないとされる地域近くまで行ったことがあるのですが、

昼間でも一人では絶対に来てはいけないな…と思うほど雰囲気が怖かったです。近寄らなければ事件に巻き込まれるなどいうことは無いので、しっかり危ない地域を知っておくことが大事になってくると思います。

 

 

Q. 行ってから気づいた、事前に知っておきたかったことってありますか?

強いて言えば、気候ぐらいでしょうか。冬はバンクーバーの”Vancouver”を文字って、“Raincouver”と呼ばれるくらい雨が多く、また風も強いので、雨でもなかなか傘も差せない時があります。カナダの中では比較的寒くないんですが、それが原因で雪より雨の冬…という感じです。

 

しかし、夏は夏はカラッと晴れて、町のすべての景色がとてもきれいに見えるので、夏季と冬季のギャップを知っておくと実際に来てもびっくりしないかなと思います。旅行で来るなら春から夏が絶対オススメです。

 

 

いかがでしたか? 

Natsumi T.先輩から聞く自然と街融合したカナダ バンクーバーはリラックスした学生生活が送れる場所で大学の勉強もはかどりそうですね。”気候”は、国やエリア選び条件の優先順位は下がるものの生活する上では大切な要素。詳細に調べることを忘れないようにしておきたいポイントです。次回は、オーストラリア メルボルンを選んだNatsume T.先輩に語っていただきます。

※この記事でご紹介している内容は2021年7月13日現在の情報に基づいています。

 

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