留学中の先輩が本気で考えた！ 英語外部試験 得点アップ術④ ～私の英語4技能別 対策～
今回はNatsumi T.先輩に先輩独自の“英語4技能別対策”をうかがいます。スコアアップを確実にしていくために日々できることは、机に向かう勉強法だけではなく、Natsumi T.先輩は自分の好きなことを利用したり、時間の使い方など工夫をされていたようです。その具体的な対策方法を教えていただきました。
“ネット動画でListening“ や ”独り言でpeaking“。生活の中に勉強を取り入れていました！
今回の「ラボ協力隊」
Natsumi T. 先輩
カナダ ブリティッシュコロンビア大学（The University of British Colombia）3年生。海外の文化への興味から実際に多文化社会で勉強したいと思い海外進学を選択。現在、Psychology （心理学）を専攻中。
Q. Readingの伸び悩みに効く対策、教えてください！
TOEFLは時間配分が大事。時間内でいかにReadingの回答時間を早くできるかがポイントです。
Readingの対策に関して言うと、私は量をこなすタイプでした。1日に4つ分の問題を、時間を計りながら解き、単語の復習までするようにしていました。そうすることで、TOEFLのスピード感に慣れることや、パラグラフごとに読み進める力を鍛えました。４つ分といっても１つの問題に対してかなり分量があるので、その復習をしていくだけでもだいぶ時間がかかりますし、知らない単語を蓄積していくのにもしっかりと取り組まなければなりません。毎日コツコツ積み上げていくことが重要です。
Q. Listeningのオススメ対策は、ありますか？
問題集を買わなくても十分に対策ができます。ネットでTEDやYouTubeなどを使って、自分の興味のあることを英語で見たり聞いたりすることがオススメです。私の場合は、自分が見て楽しくリラックスできるような海外のYouTuberのVLOG（Video Blog）を見たりして、言っていることが分からなければ自動字幕を付けて再生していました。
言語はやはり、どれだけ触れる時間がとれるかがカギになってくると思います。勉強感をできるだけ減らし、自分の趣味に合ったものを英語で見るとストレスなく自然とインプットが増え、Listeningの力も伸びていきます。
Q. 練習が難しいといわれるSpeaking。どうしていましたか？
Speakingに関しては、友達や英語の先生、ＡＬＴの先生に積極的に英語で話しかけて練習することの他に、独り言を英語ですることがオススメです。私がSpeaking対策として経験した結論としては、“自分が言いたいことを英語で言えるようになることがテストを受けるゴール“だと思っています。なので、日常の中でなんとなく考えていることを英語に頭の中で変換してみたり、人が周りにいなければ実際に声に出して口にしてみたりすることが大切で、そうすると自ら英語に触れる機会を増やすことができると思います。
私はバイク通学だったので、行きと帰りにかかる合わせて約1時間、“その日の予定”や“その日にあったできごと”を英語で話そうと決めて実践していました。
Q. Writingをスコアアップする勉強法、教えてください！
私は、Writingはたくさん書き、英語の先生などに添削をしてもらうことを毎日やっていました。それに加え、使える表現を増やすことが大事になってくるので、自分なりに使えるなと思う表現をまとめて覚えておきました。
使える表現やフレーズは調べてみるとたくさん出てくるので、状況や課題文に応じて ストックしておきました。例えば、よく使う“つまり”という表現にしても、“Therefore”, “All in all”, “Thus”, “Based on the discussion above”, “hence” などなど、探してみればもっともっと出てくると思います。
“Synonym”というのが日本語で“類義語”という意味なので、知っていることばの類義語を増やしていくこともWritingを書く上でのボキャブラリーを増やす一つの方法だと思います。
いかがでしたか？
Natsumi T.先輩は、“Listeningは時間”、“Writingは表現の量“など技能別に自身の課題を明確にして、対策をしていたことが興味深かったのではないでしょうか。スコアアップするために自分が習得すべきことをまずは見つけることとも対策の大切なようです。 次回は、3人目の先輩が登場。TOEFL対策、英語4技能対策についいて語っていただきます。
※この記事でご紹介している内容は2021年6月22日現在の情報に基づいています。
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