教えて、先輩! 外部英語検定試験の上手な受け方⑤ 試験当日に気をつけるべきポイントは?
外部英語検定試験当日は、今までやってきた勉強の力を発揮する一大イベントで、誰しも緊張してしまいます。実力を出しきるために先輩たちは、どのようなことに気を付けたり、どんな心構えをして試験に臨んでいたのでしょうか。シリーズ最終回は、試験の事前準備と当日の緊張をほぐすコツを先輩たちに教えていただきました。
5週目:⑤ 教えて!試験当日に気をつけるべきポイントは?
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今月の「ラボ協力隊」
オーストラリア メルボルン大学(The University of Melbourne)1年生。
進化と生態系の分野に強いオーストラリアの大学を選んで進学。
アメリカ ノックス大学(Knox College)2年生。
勉強内容、生活環境から自分がより成長したいと思ったのが、海外留学のきっかけ。
アメリカ ウェルズリー大学(Wellesley College)1年生。
興味のあった国際関係学や比較政治学が発達していることを知り、アメリカへ留学を決意。
アメリカ ウェズリアン大学 (Wesleyan University) 2年生。
文系・理系の区別をせず幅広く学べる環境を求めて、アメリカに留学。
Q. 外部英語検定試験も様々。どの検定試験を、いつ、何回ぐらい受けましたか?
受験当日は、各セクション(Reading や Speaking 問題など)の時間配分を常に意識することが大切です。例えば、全体の60分をどのように振り分けるかをテストが始まった瞬間に割り出し、そのペースを保つように頭で覚えておく必要があります。その集中力を持つためには、とにかく前日は睡眠を取ってください!これは冗談抜きで、TOEFL当日は尋常じゃなく一日が長く感じるので疲れないためにも体調万全で臨んでください。例えば、前日は過去問をひたすら解くのではなく、何回も間違えた問題の傾向を確認したり、自分がどこで時間を掛けてしまいがちなのかを復習したりした方が本番の解くペースを再確認できます。精神的に余裕を持って落ち着いて臨めば大丈夫です!
IELTSは、スピーキングの試験がライティング、リスニングと同日に行われる場合と別日にスピーキングのみ行われる場合があります。同日の場合、ライティングが終わってから4、5時間も待つ場合があるので、長時間待つ覚悟で試験会場に向かった方がいいと思います。(私は休日のだれもいない大学で5時間も待ちました…。) 試験当日は緊張をしてしまいますが、前日に私は、今まで解いてきた問題や、単語をまとめたノートの見直しを行なっていました。
外部英語検定試験は時間的にとても長いため、前日はしっかり睡眠をとり、朝はがっつり朝ごはんを食べるのがとても重要です!外部英語検定試験の良いところは暗記する内容はないため、当日は緊張するより「今までの努力を出し切りたい!」という感覚で受けるとうまくいくと思います!
当日は自分にとって楽な格好で、休憩時間に水分補給をすることを忘れないように!もし途中でお腹が空いてしまいそうな場合は小さなお菓子を持ってくことをおすすめします。直前に見ると安心できる今まで勉強したものがあると、お守りがわりになってくれるので私は持参していました!
いかがでしたか?
これまで5回に渡って外部英語検定試験の受け方を先輩たちに教えていただきました。試験を受けるまで長期に渡って様々な対策をしていた先輩たちのアドバイスは、真似できる方法や参考になるポイントも多かったのではないでしょうか。そして、頑張って積み重ねてきたことをしっかり当日発揮するためにも試験前日は、体調を整えて気持ちを落ち着かせることが先輩たちに共通することでした。試験を受けるまでの体調管理も大事な対策の一つと言えそうです。※この記事でご紹介している内容は2020年12月29日現在の情報に基づいています。