海外大生体験談

教えて、先輩! 外部英語検定試験の上手な受け方④ 苦手・弱点を克服する方法ってある?


外部英語検定試験の対策をしていると、ライティングの構成立てが苦手だったり、スピーキングの試験方法に馴染めなかったり…など、どうしても苦手な分野がでてきますよね。検定独自の問題の解き方や時間配分に苦戦する場合もあります。試験の日が迫る中、苦手を焦らずに克服していくにはどのようにしたらいいのでしょうか。今回も先輩たちが実体験から克服した方法を語ります。

 
 

1週目:① 教えて!どの検定をいつ、何回受けた?  

2週目:② 教えて!試験までのスケジュールはどう組んだ? 

3週目:③ 教えて!検定ごとの傾向と対策方法は?

4週目:④ 教えて!苦手・弱点を克服する方法ってある?◀︎ 今ココ!

5週目:⑤ 教えて!試験当日に気をつけるべきポイントは?

 

 

今月の「ラボ協力隊」


 

Natsume T. 先輩 

 

オーストラリア メルボルン大学(The University of Melbourne)1年生。

進化と生態系の分野に強いオーストラリアの大学を選んで進学。

 

 


 

E.F. 先輩

 

アメリカ ノックス大学(Knox College)2年生。

勉強内容、生活環境から自分がより成長したいと思ったのが、海外留学のきっかけ。

 


 

Michiru I. 先輩

 

アメリカ ウェルズリー大学(Wellesley College)1年生。

興味のあった国際関係学や比較政治学が発達していることを知り、アメリカへ留学を決意。

 

 


 

Jennie E. 先輩 

 

アメリカ ウェズリアン大学 (Wesleyan University) 2年生。

文系・理系の区別をせず幅広く学べる環境を求めて、アメリカに留学。

 

 


 

 

 

 

Q. 英語の技能や試験の解き方に苦手なこと、弱点があります。どう克服したらいいですか?

Michiru I. 先輩

TOEFLのReadingは時間制限がありますが、読みやすく、問題も複雑ではないように感じていました。なので、そこまで苦労しませんでした。それでも、パソコン上で高速に文章を読み、メモも取りづらい状況の中、頭で常に内容を整理しつつ、文章を読みながら問題を解いていく練習は必要でした。なので、慣れていく方法としては、テスト本番と似た状況で普段から問題集を解くと良いと思います。 後はSpeaking。普段カジュアルに話すのは問題ないのですが、TOEFLのSpeakingでは、いきなりお題が出てから30秒後に答える問題で、すごく嫌いでした(笑)!なので、私は、回答を事前にある程度用意していく戦略を立てました。問題集を解くと分かると思いますが、TOEFLのSpeaking問題はそこまで変わらなくて、もしくは、材料だけ用意しておけば問題形式によって答え方だけを変えれば良いものが多いので、“何のエピソードを話すか“をテスト前に準備した記憶があります。



Jennie E. 先輩 

TOEFLのPractice Testを受けた時、私はスピーキングの点数が一番高くて、リーディングの点数が一番低かったのでリーディングが苦手だと分かりました。この結果を受けてTOEFLの勉強は、ほとんどリーディングを中心に行いました。毎日リーリーディングの勉強を毎日30分以上やったらリーディングの点数を上げることができました! 本番の試験を受ける前に自分の弱点を発見するには、試験会場と同じ条件(同じ時間で取り組む、問題を解くことができるのは1回のみ…など)でPractice Testを受けて、その結果を分析するのがオススメです!


E.F. 先輩

私は、TOEFLの試験対策として画面上で文字を読むことに慣れることを意識して取り組んでいました。が、 パソコンの画面上で文字を追っていると、(言語関係なく)どこを読んでいるのかわからなくなることが多かったです。 それを克服するため、少しでも慣れるためにパソコンで長い文章を読むようにしていました。最終的には画面に映し出されている文章を指で追って読み進めると少し楽に読めることに気がつき、本番の会場でもその方法で読んでいました。他の試験では、単語力が全くなくてReadingで“何をこの文章が言っているのか全くわからない…”ということに気づいたのですが、その時は、ひたすら単語集で語彙力をあげていくことに集中しました。自分が不得意なカテゴリーが「物語」だったため、物語の文章を重点的に復讐するようにしていました。


Natsume T. 先輩 

私はリーディングが苦手でした。理由は、単語力がないのと、問題を解いている時に、分からない単語や分からなそうな単語を無意識にスキップしてしまうからだと思います。どう克服したかですが、どこが苦手なのかを意識して見直してみると、文章を分解しながらよく考えると理解できることが分かりました。それが分かってからは、重要そうな文章は、焦らずに単語の意味を予測しながら問題を解くようになり、苦手意識を弱めることができました。

 

 

いかがでしたか? 

先輩たちが苦手を克服するのに行っていた方法で共通していたのは、まずは、苦手な分野でつまずいてしまうポイントや、問題の解き方で苦戦する箇所をしっかり分析をしていたことでした。まずは、その分析をしっかりとすることが、克服する方法の見出しにつながるようですね。 これまで4回に渡って、上手に試験を受けるまでの準備に関してお伝えしてきました。次回は、最終回。準備をした後の本番、試験当日はどうすればいい?に先輩たちが答えます。

※この記事でご紹介している内容は2020年12月22日現在の情報に基づいています。

 

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