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【連載】松藤百香のルワンダ渡航記①

【連載】松藤百香のルワンダ渡航記①

初めまして!

東京大学1年生の松藤百香(まつふじももか)と申します。

この度、ベネッセさんのサイトにて、ルワンダ渡航記を掲載していただくことになりました。

春休みを利用して、ルワンダで教育系ボランティアをすることになり、ルワンダでの生活やボランティアの様子、そこで感じたことを日記形式で発信していきたいと思っています。

大学進学後の過ごし方や、アフリカに興味がある方の参考になれば嬉しいです!

 

自己紹介

□ 名前:松藤百香

□ 学校・学部:東京大学 文科一類

□ 学年:1年生

□ 出身地:福岡県

□ 趣味:映画鑑賞、お散歩、ルービックキューブ

□ MBTI:ENFJ

□ 海外経験:中2:フィリピン1年間、高2:カナダ10日間

□ 強み:メンタル(とお腹)が強いこと ※ルワンダでもお腹を壊さなかったら括弧を外します笑

 

渡航の経緯

勢い9割

私がアフリカ渡航を決めたのは、正直ほぼ勢いでした。

「大学生の間に“ザ・観光地” ではない国に行ってみたい」と思い、国際系のサークルに入りました。でも渡航費が想像以上に高く、気持ちが冷めていました。

そんなとき、渡航から帰ってきた同級生の体験談を聞き、いてもたってもいられなくなり、勢いでルワンダへの渡航を決意しました。

 

目標は後付け

渡航を決めてから、改めて 目的・目標を設定し、それに合った 渡航先とボランティアプログラムを選びました。

サークルの ルワンダ現地支部とミーティングを重ね、自分が関心のある「教育」に関連したプログラムを選択。

また、せっかくなら チャレンジングな経験にしたいと思い、過去に日本人が渡航したことのないと聞いた支部を選びました。

 

フィリピン留学の経験

中学2年生のとき、フィリピンに1年間留学をしていました。

フィリピンでの生活は、日本の価値観にどっぷり染まっていた私にとって、全てが刺激的でした。特に印象的だったのが スラム街でのボランティア
「近寄ってはいけない危険地域」と刷り込まれていた場所に実際足を踏み入れたとき、想像とのギャップに衝撃を受けました。

子どもたちは楽しそうにチェスやバスケをしていて、大人も笑顔で話しかけてくれる。そんな中で、こんな話を聞きました。「戸籍がないから学校に行けない。学費は無料でも制服が買えなくて学校に行けない。だからひま潰しにスリをする」

もし学校に通えていたら彼らの未来はどうなっていたのだろうか。教育を受けられるかどうかで人生が大きく分かれる現実を痛感しました。以来、途上国の初等教育に関心を持つようになりました。

 

ルワンダでの目標

ルワンダの小学校の卒業率は65.2%(2019年) と低く、自分にできることを考えたいと思い、ルワンダでは、 公立・私立学校の訪問や大学訪問したいと考えています。
また、日本とは全く異なるであろう価値観に触れ、自分の視野を広げていきたいです。

 

肝心なボランティア内容

正直…まだよくわかりません!(笑)。

一応、中高生に  数学や英語を教える予定なのですが、業務内容の詳細は未定。この渡航記をルワンダ行きの機内で書いているのですが、このゆるさ、フィリピンにいた頃を思い出します(笑)。

個人的には、単なる一問一答の解き方を教えるだけでなく、日本から来た私だからこそできる授業をしたいと思っています。

 

最後に

「教育」という大きな課題に対して、私が現地に残せる影響はほぼないでしょう。

でも、現地の学生や交流する人々の心に 何かしらを残せたらと思っています。
柔軟に、楽しく、全力で頑張ります!

これから ルワンダでの記録を発信していくので、ぜひ興味をもって読んでいただけたら嬉しいです!

 


 

2/11日記

2/11 ついに到着!

24時間の移動を経て、ようやくルワンダに到着!
 首都・キガリに一泊し、明日 バスで4時間かけて研修先のある Huyeへ向かいます

街の印象

想像以上にのんびり&綺麗!
街にはゴミ一つ落ちておらず、思わず驚きました。
街並みや空気の匂いが フィリピンに似ていて、どこか懐かしさを感じます。


嬉しい歓迎

宿に着くとすぐ、現地支部の方がご飯を用意してくれました 。
Jollof rice(スパイシーな焼飯)、魚、りんご(写真は2人分)。
めちゃくちゃ美味しかった!

 

 

日本のお菓子、ダンス、文化にすごく興味を持ってくれて、話が大盛り上がり!
でも、日本の食べ物は寿司と麺以外あまり知られておらず、文化自体の認知度は低めな印象。
そして、17:00にご飯を食べたので夜ご飯だと思っていたら、
なんと24:00にもう一度夜ご飯!(これまた美味しかった)。

 

 

「ルワンダはいつもこのタイミングで食べるの?」と聞いたら、

「今日は特別!」とのこと。

みんなで何度も食事を囲んで歓迎してくれたみたいです。嬉しい…!!

たくさんの人と話せて楽しかったけど、
とにかく 疲れた。

今日は ゆっくり休みます!

 

松藤百香さんへの質問・感想はこちらから

 

 

 

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